『レディ・トゥ・レディ』公開記念舞台挨拶

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12月13日(日)ヒューマントラストシネマ渋谷
W主演を務めた大塚千弘さん、内田慈さん、これが商業映画監督デビューとなる藤澤浩和監督が登壇しました。
公式レポが届きましたのでご紹介いたします。
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◆誕生日が同じ二人が全集中
大塚 こんなにも体力と筋肉が必要なのかと驚きました。約2ヶ月の練習では朝から2時間くらい“全集中”で踊っていたので、ダンスの稽古だけで4キロ以上体重が落ちました。ダンス後はお腹がペコペコでした。
内田 大会シーンはプロのダンサーの方々が大勢いる中で、色々なダンスが同時進行します。何テイクも撮影できないので、ダンスシーンは“全集中”で臨みました。まさに“阿吽の呼吸、ダンスの形”でした。

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大塚 大勢のダンサーの方が参加してくれて、私たちも煌びやかに着飾らせてもらいました。撮影ではダンス練習期間の想いが溢れてきて、一回目のワルツで感情が溢れ出て涙が…。二人で目を合わせながら“泣ける~!”となって、藤澤監督から『泣くのは早いです!』とNGになりました(笑)。

◆役作り
大塚 自分の専業主婦の母を見て、そこから盗めるものは盗みました。例えばサンバイザーを付けたり、ウォーマーを付けたり。そういったものを衣装合わせの際に御提案しました。

内田 かつて店頭販売のバイトをしていたので、アルバイトシーンは当時を思い出しました。またオーディションのシーンでは客観的に見て下手に思われるように、緊張してちょっと声が上ずっているような演技を意識しました。
大塚 オーディションのシーンは見ていて爆笑しました(笑)。

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◆商業映画監督デビューで競技ダンス
藤澤監督 「テーマは役割からの解放」です。その中で競技ダンスのリード&フォローの概念を知りました。そしてお互いがお互いを支えるのがダンスだと理解。女性同士でお互いを支えるという設定に辿りつきました。

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◆みなさまへ
内田 映画の認知はまだまだこれからですが、沢山の方々に観てほしいです。価値観が大きく変わる世の中で、なかなか今までのようにはいかず、どうやったら希望を持てるのかわからない時代かもしれません。真子と一華は前例のないことに突破して、やりたいからやる!と言い切ります。そこに希望がある。夢を語るのはタダ!この映画がみなさんのエネルギーになれば。

大塚 コロナ禍という暗いニュースが多い中で、今こそ『レディ・トゥ・レディ』は公開するべきだと思いました。元気をもらったり、明るくなれたり、観てくれた方がちょっとでも挑戦をしようと思ってくれたら幸せです。明るくスッキリしたスポコン映画。このエンタメで気分転換してもらえたら嬉しいです。