⽇本×ウズベキスタン 初合作映画『草原の英雄ジャロロフ~東京への道~』記者会見報告

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モデルとなったジャロロフ選手が二つの金メダルを持って来日!

ウズベキスタンが誇るボクシング界の英雄、バホディル・ジャロロフ選手の半生を描いた映画『草原の英雄ジャロロフ〜東京への道〜』。11月8日からの公開を前に、モデルとなったバホディル・ジャロロフ選手とアククロム・イサコフ監督が来日し、10月23日、日本記者クラブで記者会見が開催されました。
日本とウズベキスタン初の合作映画となる本作は、ウズベキスタンの貧しい農村出身ながら、恵まれた体格を活かしてボクシングの道を選び、東京オリンピックで金メダルを獲得、さらにパリオリンピックでも金メダルを手にした実在の英雄の感動の物語。


「草原の英雄ジャロロフ〜東京への道〜」 原題:Engilmas
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監督・脚本:アククロム・イサコフ
出演:ダダホン・オビドフ/ボイル・ホルミルザエフ/ジャボヒル・ゾキロフ/サイダ・ラメトワ、フィリップ・ラインハルト/イゴール・ジジキネ/アレクサンダー・ラポポート/山本修夢/アナスタシア/加藤雅也
配給:平成プロジェクト
平成プロジェクトHP https://heisei.pro/
公式サイト: https://yengilmas-movie.com/
©2024 Conglomerate Production
★2024年11月8日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開


●記者会見
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登壇者:
アククロム・イサコフ監督
バホディル・ジャロロフ選手
俳優 加藤雅也さん
俳優 山本修夢さん 

最初に在日本ウズベキスタン共和国アブドゥラフモノフ・ムフシンフジャ大使のご挨拶:
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困難に立ち向かい、夢に向かって闘うウズベクの若者に鼻高い思いです。ボクシングはウズベキスタンで人気です。大統領がボクシングの普及に力を注いでいます。20以上の新しいジムが開設されました。古いジムのリニューアルも行われています。
主人公ジャロロフ選手は、東京オリンピックに続き、パリオリンピックでも金メダルを獲得し、若者たちの大きな励みとなっています。映画『草原の英雄ジャロロフ~東京への道~』は、国の英雄ジャロロフ選手、渦劇スタンの自然や豊かな文化を描いていて、ウズベキスタンと日本の文化交流に大きく役立つことと思います。アククロム・イサコフ監督と平静プロジェクトの益田祐美子さんに感謝申しあげます。

監督:アッサラームアレイコム。こんにちは。合作映画の撮影にあたり、種々ご協力いただきまして、心から感謝申しあげます。初めての合作映画でした。モデルになったジャロロフ選手の東京オリンピックでの成功までを描きました。

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ジャロロフ選手:日本人は親切で、人間関係がよくて、暖かく迎えてくれて嬉しい。インタビューを受けて、好きな町は東京とパリと答えました。いずれもオリンピックの夢が叶ったところです。

加藤雅也:一つの架け橋で終わるのでなく、今後の架け橋になるようにしたいという監督の思いを受けて引き受けました。

山本修夢:ウズベキスタンに滞在したことがありますが、とても美しい国です。この作品に参加できて光栄です。

MC:ジャロロフ選手、オリンピック2連覇おめでとうございます。喜びの言葉を!

ジャロロフ選手:夢が叶ってとても嬉しいです。目標に向かって歩んできて、東京で初めて金メダル。神様のお陰でここまで成功できました。今、ウズベキスタンでは若者のスポーツとしてボクシングが参加です。今後のチャンピオンを育てていきたいです。

MC:ご自身の半生を描いた映画の感想をお聞かせください。

ジャロロフ選手:実はまだ見ていないのですが、映画が成功することを願っています。
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MC:監督に伺います。 アメリカ、カタル、ウズベキスタン、日本で撮影し、途中で主人公役の交代もありました。どんな道のりでしたか?

監督:苦労は付き物です。主役が代わることも、よくあることです。東京への道に到着できたのは、日本とウズベキスタンの架け橋になれればという思いがあったからです。

MC:加藤さん、山本さん、合作映画への思い、苦労したこと、楽しかったこと、いくつもの言語が飛び交ったことなどお聞かせください。

加藤:日本とウズベキスタンの架け橋になれればと。名前は知っていても、どんな国か知らなかったので、調べてみました。たくさんの苦労はなかったのですが、この映画を機に第一歩を踏み出せればと。今後も映画でお互いの交流があればと思います。
経済的に、今、日本の円は弱いけれど、日本のツーリストが過ごしやすい物価だと思います。文化を学んでいただければと思います。

山本:出演の経緯ですが、昨夏タシケント映画祭に参加した時に、監督にお会いしたのがきかっけです。タシケントは空が綺麗で、様々な文化が溶け合って素晴らしい町です。人がとても日本人に優しくて、日本が好きです。日本との歴史があったことを知りました。日本とウズベキスタン、両方のプロデューサーの方からオファーをいただきました。 撮影現場ですが、日本でのパートでは、通訳が3人もいました。監督の細かい指示を説明してくださいました。

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2002年にイランと日本の合作映画『風の絨毯』を手掛けて以来、様々な国との合作映画を放ってきた平成プロジェクトCEOの益田祐美子さん。
10月23日の朝、益田さんから「イスラム教ペルシャ圏でもあります、ウズベキスタンとの合作映画『草原の英雄ジャロロフ』本日5時半から日本記者クラブで記者会見します。お時間あれば ぜひお越しくださいね」とメールをいただき、予定を変更して駆け付けました。記者会見後に行われた試写は残念ながら観ることができなかったので、劇場で拝見するのが楽しみです。
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「今年5本映画を作ってしまったの」と益田祐美子さん。勢いが止まりません。ますますのご活躍を!

報告:景山咲子


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