『きばいやんせ!私』初日舞台挨拶

2019年3月9日(土)有楽町スバル座にて、初日を迎えた『きばいやんせ!私』の舞台挨拶が行われました。

夏帆(児島貴子)、太賀(橋脇太郎)、愛華みれ(ユリ)、伊吹吾郎(牛牧猛盛)、主題歌を歌う花岡なつみ、武正晴監督、脚本家の足立紳が登壇しました。(敬称略)
作品紹介はこちら


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夏帆 今日お客様がいらっしゃらなかったらどうしようと心配していたんですけれども、こんなにたくさんの方に足をお運びいただいて嬉しく思っております。短い時間ですがよろしくお願いします。

太賀 (声援)ありがとうございます。約1年たってようやく皆さんにお届けできるようになって、ほんとに嬉しく思います。短い時間ですがよろしくお願いします。

愛華みれ 鹿児島弁が伝わるのか不安ですが、こうして久しぶりにみんなと集合して、たくさんのお客様にみていただけることに感激しております。今日スタートですので、よろしくお願いします。

伊吹吾郎 こんなにも大勢の人がお忙しい中、足を運んで下さいましてありがとうございます。南大隅町という本土の最南端のところなんですけど、ほんとに風光明媚な、静かで穏やかな自然いっぱいのいい町です。撮影できたことを喜んでおります。私は時代劇が多いんですが、こうした憎まれ役を演じられたのも嬉しく思っております。

花岡なつみ 主題歌を歌わせていただきました花岡なつみです。 今日は緊張していますがよろしくお願いいたします。(なっちゃーん!と声援)

足立 脚本の足立と言います。こんなにたくさんの方々に映画を観ていただけてほんとに嬉しいです。僕もさっき監督と一緒に観ていて「すげーおもしろかったな(笑)、良かったな」と思っています。ありがとうございます。

武正晴監督 今日は朝からありがとうございます。お客さんと一緒に映画館で見るのはいいなぁと。作った映画がみなさんのおかげで力強くなったような気がいたします。今日はどうもありがとうございます。

-まずはひとことずつみなさまからご挨拶をいただきましたが、ここからは撮影中のエピソードなども含めて、もう少し詳しく伺っていきたいなと思っております。
それでは主人公の貴子を演じた夏帆さんから、演じて、また南大隅町の撮影いかがでしたでしょうか?。


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夏帆 足立さんのオリジナルの作品なんです。貴子という人物をすごく魅力的に書いて下さって、私が映画の中でどこまで体現できるのか、プレッシャーを感じていました。とにかく演じていてすごく楽しかったです。くだをまいているところとか、演じていてどんどん快感になっていく(笑)。言葉のチョイスも面白いですし、可愛いだけじゃなくてちょっと毒のある彼女がすごく好きです。

南大隅町は今回初めて行ったんですけれども、空港から遠いしお店もないし、ここに3週間いれるのかなっていうのが、最初の正直な感想だったんです(笑)。実際滞在していて、すごく自然豊かですし、土地の力というのをすごく感じていました。何もないからこそ、シンプルに作品に向き合える時間が取れたのが貴重でした。撮影が終わる頃には南大隅町という町が大好きになりました。

-太賀さんは同級生役で、畜産業のお仕事をなさっているということでした。お祭りのシーンであの大きな鉾を持ってらっしゃって、観ているほうも力が入ってしまうようなシーンがございました。

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太賀 あの鉾すごく重かったですね。何キロあるんですかね?
撮影当日雨が降って、鉾の旗が雨でより重くなったんです。練習の時から南大隅の地元の、実際にお祭りをやられている方々にとても丁寧に指導していただきました。撮影中もずっと横につきそっていて下さったんです。やっぱり地元の方々の支えが力強くて、実際ほんとに耐えかねるくらい重くてしんどかったんですけど、みなさんに背中を押していただいて、とても気合が入った撮影でした。

-続きまして愛華さん。みさき食堂の店主ユリを演じてらっしゃいました。ご出身地の南大隅町の撮影ということで、感情もぐっと入ってしまうんじゃないかなぁと思うんですが、いかがでしたか?

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愛華 今あらためて夏帆ちゃんがあの町の良さをお話くださったのほんとかなと(笑)。不安に思いながら「次もう来ないでしょ?」って聞いたら「自分の力では行けません」と(笑)。どんなことがあってもみんなで引き連れてまたあの町に行きたい。私は個人的に看板でも作ろうかって言ってたくらい(銅像って言ってたよとつっこみ)。
太賀くんたちのあの鉾は持てないだろう、と吹き替えするのかどうするのか心配しておりましたが、見事に担がれて。しかも人知れずやっていた知られていないお祭りが、こうやって日の目を浴びて「武監督が来た!」っていうだけで、町はもうすごい熱気で。今もこの思いが全国にどうやって伝わっていくんだろうと思って力が入りそうです。
太賀くんたちが見事に(鉾や神輿を)持ち上げて、あれは1300年ごと持ち上げているんだなと思うと、演技ではない涙があふれ出します。監督がその思いをくんで、足立さんがお世辞を入れるでもなく、町の良さを語ってくださいました。
皆さん、遠い~とは思うんですけど、昔はハネムーンで行った町だとうかがっているので、次はフルムーンでいかがかなと思っています(笑)。よそ者がきても受け入れるし、困った人は見捨てないという、みんなウェルカムですので、皆さんこの映画をたくさん観て南大隅町ごと広めていただければと思います。

-牛牧会長を演じられました伊吹さん、今回鹿児島弁の台詞が地元の方なのかと思うくらいでした。

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伊吹 どこにでもいる、何を決めるんでも口を出してしまうのが牛牧の役どころです(笑)。何を反対しても夏帆さんが立ち向かってきて、反対する理由が何もない、と成功をおさめていく。お祭りを再現をするのは大変な作業なんです。実際にあることを積み重ねてやっていくので、太賀くんが棹(鉾)を持ち上げて・・・あれは触ってはいけないところがあるんですよ。よくぞあれを持ち上げて振り回したなと。そしてまた、あの神輿もあの道をよく担ぎ通したな、と見ていてびっくりしましたよ。涙が出るほど嬉しかったですね。

そして鹿児島弁(笑)。西郷隆盛でもやったことがあるんですけど、方言っていうのは芝居以前にプレッシャーがかかるものなんです。一つ出てこないと次も出てこないんです。意味はわかるんですけど、言葉が出てこないので何回かNG出しました。でも小気味良さが後に残る作品です。みなさん、宣伝よろしくお願いいたします。

-主題歌を歌った花岡さん、映画をご覧になったご感想と貴子にどんなイメージをお持ちになりましたか?

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花岡 夏帆さんが演じてらっしゃった貴子が、どん底の状態から御崎祭を復活させる熱意とか、ばらばらだったみんなを一つにまとめようと奔走する姿にとても感動しました。貴子は最初プライドが高くなげやりな性格だなぁという印象だったんですけど、祭りを復活させるために様々な問題に立ち向かっていく。本気になって立ち向かっていく姿にかっこいいなって思いましたし、自分に正直に生きている姿がとても素敵な女性だと感じました。

-足立さん、原作はオリジナルということですが、どこから発想が生まれたのでしょうか?

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足立 最初にプロデューサーから「鹿児島に御崎祭りというのがあるんだけど、それをモチーフにした映画を作りませんか」と誘われて、それが千何百年か続いているということだけで撮影の1年前に、その祭りを見に行きました。不勉強のまま行ったんですが、ものすごく正直にいうと「こうやって祭りって消えていくのか」と思った(笑)部分がありました。
もともと夏帆さんが演じていたような「生きのいいキャラクター」を書きたいという気持ちがずっとあったんです。この町にこういうキャラクターを放り込んでいったら楽しい映画ができるんじゃないかと思って。祭りは神事なので、派手にわいわいやるようなことではないと、重々わかってくるんですけど、そういうずっと書きたかったキャラクターをこの町で暴れさせるような、物語を作ってみたいなと台本を書きました。

-武監督、撮影中のエピソード、足立さんとのタッグをくんだ映画作りなどをお聞かせください。

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武監督 父が鹿児島出身なんです。偶然こういうお話をいただいて「ああ、一番はじっこの」と。あだちさんがシナハン(=シナリオハンティング)から帰ってきたときに「どうだった?」と聞いたら「お神輿、トラックで運んでましたよ」って(笑)。それ、そのまんま台詞にしたらいんんじゃないの?って、そこから始まった映画です。よく南大隅の方々がシナリオ読んでやらせてくれたな、と(笑)。ああいう役場の人もああいう町長もいないんですけど、何かああいうコミカルなおおらかなのが出せないかなと。1300年もやっているお祭りを2月にやったばかりなのに、我々の撮影は3月。あんな大変なお祭りをまた?と思ったんですが、町のみなさんのご協力をいただきました。

夏にあの山道を見たとき足が震えました、ほんとに。ここを神輿を担いで降りていくのは何の意味があるんだろうと思いましたね(笑)。意味じゃなくて、やはりいろいろ継承していくこと意義があるってことがわかりました。足場もね、どういう風に降りていくか、その階段も昔の人が作ったと聞きました。おかげで我々も撮影を乗り切れたと今日観ていても思いました。

後はもう俳優部のみなさまが合宿生活の中で。夏帆さん、太賀くん、天音くんもね、天音は泣きながらやってましたから、ほぼドキュメンタリーです(笑)。あの坂を下りてるときだってみんな標準語に戻ってましたよ(笑)。「危ねーぞ!」「危ない危ない」「はい、大丈夫です!」とか(笑)。でもそれでいいのかな。
あそこで足滑らせないでくれ、と思ってました。急に雨が降ってきたりしてね。でもお祭りっていう儀式は雨が降ろうが続けていく。僕は雨が降ってくれて良かったなと思ったんですが、俳優の皆さんは大変でしたでしょうけど(笑)。ああいう自然の力を映像にできた。協力してくださった地元のみなさんが生き生きと、俳優には出せないような表情だとか、そういうところも映画の力となったと思います。観ていて非常に感動しました。

-まだまだお話を伺いたいのですが、お時間がせまってまいりました。最後に夏帆さん武監督からお客様にひとことを。今伺ったばかりですが、武監督お願いいたします(笑)。

武監督 そんなに大きなことが起こる話ではないんですが、神輿をかつぐというのをどういう映画にしようかとプロデューサーと考えて始まった映画です。そこにこの素晴らしいキャスト陣が賛同して、町の方々が協力してくださって。この映画が今度はどのように縁もゆかりもないみなさんのところに届いていくのかな、と楽しみにしております。どうぞ今日観ていただいたみなさんのお力を借りて、日本全土だけではなく、外国も含めて広げていっていただければ映画の力になると思います。どうぞよろしくお願いいたします。

夏帆 この作品は南大隅町という町で撮影させていただいたんですけど、ただのご当地映画の枠に収まらない、貴子という一人の女性の成長物語としても、とても力のある作品だと思っております。観てくださる方の背中を押せるような、そんな作品になっていれば幸いです。本日はほんとにありがとうございます。

(書き起こし・写真 白石映子)

『サイバー・ミッション』初日舞台挨拶

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1月25日(金)初日を迎えた『サイバー・ミッション』の舞台挨拶が新宿ピカデリーで行われました。
ホワイトハッカーのハオミンを演じたハンギョンさんは全身白尽くめ、サイバーテロリスト、モリタケシを演じた山下智久さんは黒のスーツで登壇し、大きな拍手と歓声が湧き起こりました。
ハンギョンさんは「SUPER JUNIOR」として来日して以来、10年ぶり。山下智久さんは初の海外進出作品。ともに初顔合わせで臨んだアクション満載の話題作です。 司会は奥浜レイラさん。

舞台挨拶

ハンギョン こんにちは、今日はよろしくお願いします(日本語で)。(拍手)

山下智久 みなさん、本日はお忙しい中ほんとにありがとうございます。僕としては初めての悪役、初めての海外作品だったので、こうして日本でみなさんに観ていただけることをとても嬉しく思います。今日は短い時間ですが、最後までよろしくお願いいたします。(拍手)

-ハンギョンさん、10年ぶりの来日で、主演映画が日本で今日いよいよ公開を迎えました。今のお気持ちを教えてください。

ハンギョン 久しぶりに日本に来て、日本のファンにお会いすることができました。今回自分の作品を持って日本に来てシェアすることができて、そして良い友人の山下さんとここに立ててとても嬉しく思います。

-山下さん、初の海外進出作品。しかもかなりミステリアスな悪役を初めて演じられたということで、特別な思いがあるかと思いますが、ハンギョンさんと初日を迎えられていかがですか?

山下 毎日新鮮な気持ちで、言葉の壁もある中で、こうやってハンギョンさん含めてほかの海外の俳優さんたちと一つの目標に向かって頑張ってこれたというのはすごく新しい経験で嬉しかったし、何よりこうやって日本で公開できることをとても嬉しく思っています。

-この作品は国際色豊かな方々がスタッフとしても関わっていらっしゃいます。最初にオファーが来たときのお気持ちと現場に入られてからの雰囲気なども、ハンギョンさん教えていただけますか。

ハンギョン 脚本を見てとても興味を持ちました。今回の映画はハッカー、ゲームに関する作品で、演じる役とのギャップも大きい。アクションシーンもとても多くて、さらに山下さんと共演できると聞いてぜひと思いました。

-現場でのコミュニケーションはどのように?言葉の壁もあると思いますが雰囲気はいかがでしたか?

ハンギョン 撮影が始まった頃は簡単な英語で、最初は言葉の壁があってコミュニケーションは少なかったかもしれません。しかし、マレーシアに行ってから友情を築くことができました。撮影が終わってから話したり、ホテルのバーに行ってお酒を飲んだりしました。

山下 約一ヶ月くらいの海外滞在があったんですけど、その間に僕のことを気遣ってくれて男3人一緒にジムに行ったりしていました。ジムのトレーナーさんに「今日はみんな上を脱げ」と言われて、裸でトレーニングをするという(笑)、まあまあワイルドな経験をさせていただきました。楽しかったですよ。

-ちょっとねえ、覗き見したいくらいの感じです(笑)。オファーが届いたときのお気持ちは?

山下 大学時代に中国語を勉強していて、いつか中国のエンターテイメントにも携われたらいいなという思いはあったので、オファーを受けたときはとても嬉しかったです。

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-ハンギョンさんはホワイトハッカー、そして山下さんはクールなサイバーテロリスト、ミステリアスな存在ということで、それぞれ役作りはどのようにされたのでしょうか?ハンギョンさんコミカルな部分も多かったですが。

ハンギョン 今回ハッカー役ということで、いろんな関係者に話を聞きました。ハッカーと聞くとみなさんマイナスのイメージを持つことが多いですが、実はそうではないんです。ホワイトハッカーという他人を助けたりする正義の味方というのもあります。とても面白い職業だなあと思いました。話を聞いていろんなヒントをもらいました。

-ハンギョンさん、オタク系のハッカーでしたね。

ハンギョン オタクの役は今回初めてです。私はそんなに若くはないですが、面白いチャレンジだと思いました。演じるときは気持ちを開放して、子どもの気持ちに戻って演じるようにしました。

-山下さんはモリタケシという悪役ですが、どのように役作りされたんですか?

山下 悪役の心情を理解するのは難しかったので、体重を6kg減量して、体毛を剃って(笑)。

-体毛?!(笑)

山下 少しでも気味の悪い感じを出せないかなと、そういう見えない努力を一生懸命(笑)。それが映っているわけではないですけど(笑)。

ハンギョン 毛を剃ったことは私も知らなかったです。(笑)

山下 そうそう(笑)気持ちを整えるために。あとは日本の友達となるべく連絡を取らないで、孤独を作り出してみました。

-すみません、体毛の話に戻っていいですか?(笑)全身剃られたんですか?

山下 あの、そこだけ大きく書かないでください。(笑)

-全身?肌はツルツルというか?

山下 まあそういうことにしておきます。(笑)いやもうほんとにすべすべでしたね。

ハンギョン ホントニ?(笑)

山下 今はあのう、今の話は置いといて(笑)。自分で剃ったんですよ。こうやって現場で。まあまあまあ、次行きましょうか?(笑)

-ミステリアスな部分が、内側からもね。

山下 そうですね。そこから影響してくるものがあるかと思って。

-ありましたよね。でも皆さん、本作では見る機会はないと思いますので、想像の中でお願いいたします。『ボーン・アイデンティティ』『ラスト・サムライ』などのニコラス・パウエルさんが今回アクション監督をつとめられていて、ほんとにアクションがものすごいことになっているんですが、大変だったんではないでしょうか?ハンギョンさん。

ハンギョン アクション監督はとってもクレイジーな人です。なんでも自分でしなければならなくて、私たちもスタントマンを使っていないんです。皆さんが後で観るシーンは、危険に見えますが本当は安全です。私たちは怪我しないように、安全措置をしっかり取って、できるだけリアルなシーンを皆さんに届けていきたいと思っていました。

-普通スタントを使うだろうなと思うところもご本人が演じていらっしゃいますので、びっくりすると思います。山下さん、アクションシーンは大変でしたか?

山下 もちろん大変でした。本編の中で僕が走って逃げるシーンで、台本にはなかったんですけど思いっきり転んでしまったんです。そのまま続けたんですが、そこが使われています。
でも全治2週間くらいの怪我は、お互い何回もしました。本当に命がけのアクションを体験できました。でもね、日本ではなかなかできないような、道路を何日間も封鎖して撮影したりとか、ダイナミックな撮影に関わることができて、非常にいい経験ができたなという風に思っています。

-メイキング映像も公開されておりますけれども、お二人とも怪我をなさってたんですね。

ハンギョン 私がビルの3階と8階から飛び降りるシーンがありましたが、とても危なかったです。撮影しているときにビルの壁に足が当たって怪我をしました。撮影が終わって戻ったら全身アザだらけになっていました。
パラシュートみたいに高い空から落ちるのは好きだったんですが、今回はロープ一つだったので。

-山下さんは電車に飛び乗ったりアクションも大変だったと思うんですが、それ以外に大変だったことは?

山下 やっぱり言葉です。英語と中国語の台詞だったので。あと撮影のスタイルが日本と中国とで違う部分があって、スケジュールが直前に変わったりするので、台詞を覚え直すのが大変でした。でも語学の先生に付きっきりで見ていただいて、挑戦できて良かったです。言葉を理解して覚える、という作業に没頭している時間もとても貴重で、いい経験ができたなと思っています。

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-お二人は今回が初共演ということで、ぜひ最初の印象と撮影後の印象をお伺いしたいです。

ハンギョン 初めて山下さんに会ったときは口数の少ない人だな、クールでハンサムな人だなと思いました。少し距離を感じていました。でもだんだん優しい親切な人、というイメージに変わりまして、とても話しやすいイメージを持ちました。特にマレーシアで撮影するときに、いろいろ話をしてそこから良い友達になりました。

山下 撮影当日に会いましたので僕も緊張していたし、ハンギョンさんも最初どうやって接していいかわからない。時間が仲を深めてくれましたし、先日中国で公開されたときハンギョンさんがご自宅に招いて料理をふるまってくれて、ほんとに仲間思いの暖かい人だなと。

-最後にこの後映画を観るお客様にメッセージをお願いします。

ハンギョン 今回この作品を日本に持ってこられて大変嬉しく思っています。この映画は山下さんを含め、スタッフ全員が全力で作りました。みなさんがこの映画を観て気に入って応援していただければと思います。(拍手)

山下 僕としては初めての挑戦だらけで不安もあったんですけれど、こうやって初日を迎えてたくさんの方々に観ていただいてほんとに嬉しく思っています。とにかく、今のテクノロジーに考えさせられることがたくさんあると思うんですけど、この映画を通してみなさんに何か感じていただけたらなと思っています。
僕は悪役なので皆さんにいい影響を届けることができないかもしれませんが(笑)、ハンギョンさん演じる天才ハッカーがすごい活躍をしてくれます。素晴らしいアクション映画に仕上がっています。ぜひ皆さん期待して観ていただければと思います。楽しんで下さい。ありがとうございました。(拍手)

以上ほぼ書き起こし(写真:オフィシャル 取材・まとめ:白石映子)
作品紹介はこちら 

2018年/中国・香港/カラー/シネスコ/99分
配給:プレシディオ
©2018 SIRENS PRODUCTIONS LIMITED BONA ENTERTAINMENT COMPANY LIMITED MORGAN & CHAN FILMS LIMITED
https://cyber-mission.net/
★2019年1月25日(金)新宿ピカデリーほかロードショー

『めんたいぴりり』初日舞台挨拶

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1月18日(金)@新宿バルト9 

先週11日に地元福岡で先行公開、18日に全国ロードショーが始まりました。初日初回上映後舞台挨拶に伺いました。


mc:いとうさとりさん

登壇者:博多華丸さん(海野俊之)、富田靖子さん(妻・千代子)、豊嶋花さん(英子)、山時聡真くん(長男・健一)、増永成遥くん(次男・勝)、博多大吉さん(スケトウダラ)、でんでんさん(丸尾)、佐田正樹さん、江口カン監督 =挨拶順=


-めんたいこつくりに情熱を燃やす海野俊之を演じました博多華丸さんです。

華丸 2013年にドラマとして福岡で放送して、パート2があって、舞台版、この映画になり、そしてとうとう全国ロードショーということになりました。あしかけ6年でございますけれど、地元で頑張ってきて初めて甲子園の出場を決めた高校球児のような気持ちでおります。
6年間やってきましたのでチームワークはできてますんでね、みんなで一つになって束になれば1点か2点は取れるんじゃないか、と思いながら今日を迎えました。。全国の皆さんに少しでも福岡の良さが伝わればいいなと思います。

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-続きまして俊之の妻千代子を演じられました富田靖子さんです。

富田 こうして関門海峡を渡っていよいよ『めんたいぴりり』上陸して参ります。何館上映するとかいな、と1,2,3・・・60館もやるんや!とすごい感激しております。みなさん今見終わって面白いなと思ったら、ぜひ言いふらかしてください。拡げたいと思っております。

-海野家の長男を演じました山時聡真(さんときそうま)くんです。

山時 みなさんこんにちは。健一役の山時聡真です。福岡では先週公開されたんですけど、今日全国の方に観ていただけることがほんとに嬉しいです。

-海野家の次男を演じました増永成遥(ますながせいよう)くんです。

増永 海野勝を演じました増永成遥です。生まれて初めての東京なので、すごい緊張もしてるんですけど、初めての東京の想い出を作りたいと思っています。
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次男勝:増永成遥くん 長男健一:山時聡真くん

-本作のヒロイン豊嶋花ちゃんです。

豊嶋 汚いヒロインでほんとにすみません(笑)。英子役を演じました豊嶋花です。今回の『めんたいぴりり』では、家族の愛情とか、友達の友情とか、努力や希望とかそういういろんな感情とかがこもっていて、すごいいい作品だと思っています。お家に帰ったらぜひたくさんの人にひろめて、この『めんたいぴりり』をいろんな方に観てもらいたいです。

-スケトウダラの妖精を演じられました博多大吉さんです。

大吉 ドラマから舞台からずっとスケトウダラの妖精をやりました。いまだに自分でいったい何のことなのか、何をやらされてたのか、さっぱりわかりません(笑)。わかっていることは明後日札幌の映画館に私単身乗り込みまして舞台挨拶をやることが決まりました。チケットが売れておりません(笑)。北海道方面に知り合いがいる方はぜひ連絡して「スケトウダラがやって来る」と(笑)助けてください。

-元博多人形師役でんでんさんです。

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でんでん 借金を返さないでそのまま死んじまった役をやりましたでんでんです。観終わったみなさんのお顔を見ていると、なんとなく朗らかでほのぼのしてるってことは、この映画がすごくいい映画だったんじゃないかと勝手に解釈しております。ほんとに僕もこの映画を観まして涙が出ました。僕らが子どものころのアレなんですけど、この中に出てきためんたいこ、あんなめんたいこ食べたことも見たこともありませんでした。それほど立派なめんたいこです。美味しかったです。
最後いまいち盛り上がらないで、失礼しました(笑)。

-みなさんどこに出演していたかおわかりでしょうか?「不味いっちゃろ!」の演技が光っておりましたバッドボーイズの佐田正樹さんです。

佐田 バッドボーイズ佐田でございます。「なんでお前いるんだ?どこにいたんだ?」とお気づきになられた方いらっしゃいますでしょうか?映画出さしていただいているんですけども、ヤクザとか不良役が多いです。『めんたいぴりり』では被災者B役という(笑)。台本見たときに台詞がなかったものですから、これはなんとか爪あとば残さないけんの、ということでできるだけ華丸さんに絡んでいこうと、華丸さんがみんなからめんたいこが「不味い!」と言われたときに「不味いっちゃろ!」とそこで一言加えて帰っていくだけの役でございました(笑)。
今日はめんたいこカラーのジャケット、これだけでも皆さんに覚えていただこうと思って着てきました。

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大吉 めんたいこだとすればちょっと着色料を使用しとるね(笑)。

佐田 濃いね?一生懸命探したんです。「舞台挨拶って俺一生ないよね」って(笑)。

大吉 特攻服しかないもんな(笑)。

佐田 赤いジャケット見つけて「これや!」て。靴下のほうもめんたいこカラーで(見せる)。

大吉 俺はスケトウダラのウロコ色で(笑)。

-作品愛ですね。ありがとうございます。そしてドラマからずっとこの作品に携わっている江口カン監督です。

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江口監督 今日はほんとにどうもありがとうございます。博多のラーメン屋さんとかでも、博多でバカ売れして、みんな東京に店ば出すんですけど。うまくいく人もいれば、うまくいかずかえる人もいるわけですけれども。今日いよいよ僕らも博多の話を東京に持ってくるぞ、って張り切って来て、一発目の舞台挨拶の板橋の回がお客様が少なくて、これはどうしたことかと思いましたが、ここでものすごく安心しました。

-全国公開おめでとうございます!さっき皆さんが出てくる前に「福岡出身の人?」って聞いたら手挙げてくださったんですよ。「福岡出身の人!」(客席で手が挙がり、キャスト「おー!」)
ドラマから見てらっしゃる方もすごく多くて、皆さん初日を喜んでらっしゃいます。
先週は福岡で5館舞台挨拶めぐりをされたと聞いていますけれども、週末だけで1万人動員してミニシアターランキング1位だったそうでおめでとうございます!(拍手)


富田 すいません、ちょっとだけいいですか?(増永くんの服を直す富田さん)これだけずっと気になっていて(笑)。だって佐賀から来てくれたからぱしっと写してもらわないかん、と。すいません、よろしくお願いします。

-母の愛でございます。

大吉 ごめんね、気づいてあげられなくて。

-華丸さん、こうやって福岡で素晴らしい成績を残して、全国公開を迎えてどんなお気持ちですか?

華丸 やっぱりめんたいこと共に地元では根付いているというか、「きせのさと、はなあしのぎょう(?)、めんたいぴりり」

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美脚のスケトウダラ妖精:博多大吉さん

大吉 なんですか、それ。全然わからない(笑)。

華丸 地元じゃ負け知らずということで。福岡だけのデータを見ればすごい。皆さんにいいと言っていただけるんですけれども、それを真に受けていいものかと監督と話していたところの板橋で(笑)。今一度我に帰りまして褌を引き締めまして。

みんな口々に いいところでしたよ。板橋。

華丸 朝も早かったですしね。開いたばっかりのところにこっちが無理やり呼び出してもね。浮き足だってた自分らに冷たい水をかけられた気分で(笑)。

-今日平日ですよ。この時間にいるということ自体がすごいんですけれども。

華丸 ほんと、あらためて全国でやっているっていうことが。ここ新宿ですからね。そこにルミネがあるんで(ルミネ2の7Fに“ルミネtheよしもと”)この大きな映画館ができたのを知っています。まさかこんなところで上映させていただけるなんてね。嬉しい限りです。(拍手)

-富田さんはどうですか?

富田 6年前にドラマが始まった頃は、こんな大きなスクリーンの前に立つなんて。ここには娘と映画を観に来たことは何度もあるんですけれど、まさか自分の映画がかかるなんて感動しています。『めんたいぴりり』は自分にとってもホームだと思っています。ぜひ全国の皆さんに観ていただけるよう応援していただければと思っています。

-9名の方の舞台挨拶ということで皆さん『めんたいぴりり』への愛を感じていると思うんですが、実はちょっと秘密にしていたことがございます。山時くんと増永くんがお父ちゃんおかあちゃんにお手紙を書いてきたんですよねー?(山時・増永 はい)ここでお手紙を披露してていただいてもいいですか?一人ずつ書いてきてくれたんですよ。(拍手)

華丸 俺らに?

大吉 そらそうでしょう。ほんとのおとうさんおかあさんなら家でやってよ、ってなるでしょ。(笑)

華丸 ありがとう。そうねー。

増永 「富田さんへ・・・」(華丸さん大吉さんが「お母ちゃんへがいい」「いや書いてあるんだからいいでしょ」「律儀なんだから」などとやりとり)(笑)

増永 「お母ちゃんへ とてもやさしくしてもらって、初めての映画も安心して撮影ができました。わからないこともたくさんあったので、とても助かりました。ありがとうございました」(拍手)

富田 お父ちゃんのある?(増永 あります)良かった。

増永 「お父ちゃんへ 華丸さんの・・・」(華丸さん大吉さんが「戻った戻った」「書いてあるから読んじゃうんだよ」「その辺は大人が飲み込むんだよ」とまたやりとり)(笑)

増永 「お父ちゃんへ お父ちゃんの演技をあまり見たことがなかったので、とても上手ですごいなぁと思いました。演技ができて面白い華丸さんのような人になりたいと思います。ありがとうございました」(拍手)
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山時 「お父ちゃんお母ちゃんへ 今日はこうやって同じ舞台に立っていることほんとに嬉しいです。僕は3代目の健一で子ども以外のスタッフ・キャストの皆さんはすでに出来上がっていたからその中に入っていけるかが不安でした。でも何より怖かったのは『今度の健一は駄目だな。前の健一のほうが良かったなぁ』と言われてしまうんじゃないかということでした。でも撮影が進むにつれ、現場に行くというより家に帰ると思うくらい僕にとって居心地の良い場所になって行きました。今思えばそれはお二人が殺人的なスケジュールの中、常に僕たちのことを気遣い、やさしく接してくれたからだと思います。僕はまだ中学生ですが、この映画に出てずっと俳優を続けて行きたいと思うようになりました。それは、華(笑)、お父ちゃんお母ちゃんの背中をいつも見られたからだと思います。お父ちゃんお母ちゃん息子になれてほんとに幸せでした。今僕の願いはまたどこかの現場でお会いできたら『息子よ、元気か』と言ってもらうことです。その願いが叶うように僕も頑張ります。ほんとにありがとうございました。健一こと山時聡真より」(拍手)

-ありがとうございました。どうですか?今の息子さんたちからのお手紙。

華丸 お母ちゃん。

富田 こんないい息子に育ってほんと嬉しかです。お父ちゃんどう思う?

華丸 特にあの山笠のシーンが忘れられない。あのときは一日山の格好でね、この2人もずっとOK待ちだったんですよ。ずっとお芝居見ながら写真撮ったりしてね、あれが博多の家族の象徴みたいなシーンだったんで僕は忘れられないんです。まだ小学生やったし、初めての締め込みでね。

富田 勝が「おとなは辛か~」と言った2人のシーンがほんとに愛おしくて、お母ちゃんは大好きです。また一緒にやろうね。

山時・増永 はい。頑張ります。

-後でお手紙をお渡しします。あっという間にお時間になりました。皆様から一言ずつメッセージをいただきたいと思っております。

江口 博多では人気のあるスーパースターである、モデルになっためんたいこを作った人の話ですが、きっと全国のみなさんの心に届くお話だと思っていますので、ぜひよろしくお願いします。(拍手)

佐田 この作品は5年前からドラマで、舞台も見せていただいてました。映画に出していただいて光栄でした。SNSなどでつぶやいていただいて、ぜひともこの映画が盛り上がればいいなと思っております。(拍手)

でんでん 舞台挨拶そのものが福岡そのものの感じがしました。ぼくも福岡出身なんですけど、同級生に宣伝するのを忘れていました。これから帰って電話攻撃をやりますんで(笑)。どうもありがとうございました。(拍手)

増永 今回の映画はすごくみなさん頑張って作った作品なので、良かったと思ったら拡散と、面白かったら何回もぜひ観に来てください。ありがとうございました。(拍手)

山時 この映画は福岡の全てがぎゅっとつまっています。一度と言わず、2度3度観ていただいて『めんたいぴりり』を、めんたいこを、そして福岡を好きになってもらえると嬉しいです。(拍手)

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健気な英子:豊嶋花さん

豊嶋 今日は笑えて泣けて忙しかったと思うんですけど、ほんとに心に残る暖かい作品になっていると思うので、皆さんぜひおうちにかえって沢山の方にこのお話のことを話して、沢山の方に映画を観ていただきたいです。よろしくお願いします。(拍手)

大吉 『めんたいぴりり』ってほんとに良い映画だと思うんですけど、冷静に考えたらたとえば『ジンギスカンあちち』(笑)という映画があったとして、じゃ観に行くかというとなかなか腰が上がらないと思うんです。

華丸 なんで「あちち」?

大吉 めんたいが「ぴりり」なんで、札幌で『ジンギスカンあちち』(笑)。皆さんの口コミとお力添えを。これから先は映画館に連れて来さえすれば、喜んでいただけるので。「嘘も方便」という言葉もあります。どういう映画?って聞かれたら「なんかゾンビ映画っぽいよ」(笑)とか「クイーンがいいよ」(笑)とか、そういうアレンジを加えてご協力いただければ幸いです。(拍手)

富田 こうして無事に初日を迎えられてほんとに嬉しいです。初日が終わってしまうとまたみんなに会えなくなるのが寂しいです。本気で誰かのために泣いて笑って一生懸命作った映画です。もし良かったら応援してください。(拍手)

華丸 『めんたいぴりり』、2013年からずっとやってきて積み上げてきました。それを全部出し尽くしたつもりでございます。後は皆さんの判断にお任せするしかないですけれども。全国の皆さんにお披露目できたのが全てと思います。
ただやっぱり映画館の方もめんたいこ同様、賞味期間がありますので上映期間のあいだにお早めに、というのがあります。めんたいこはチンすればもう少し持つんですけど(笑)、映画館はそうはいかないので、お早めに。皆さんの、そしてお友達のお口に合えば、と思っております。本日はどうもありがとうございました。(拍手)

ここからフォトセッション。
プレスの撮影の後、お客様の撮影タイム30秒。
#めんたいぴりり で拡散してと応援をお願いするいとうさとりさん。
肩を入れるように重なって順に目線を配る9人のキャスト。

家族4人と仲間たちの仲のよさが伝わる舞台挨拶でした。カメラの設定間違えたのか、うまく写せませんでした。
豊嶋花さん、でんでんさん画像ぶれてごめんなさい。ほぼ書き起こし。(取材・写真:白石映子)