『ソン・ランの響き』初日舞台挨拶2月22日

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2月22日(土)新宿K’Scinemaで初日舞台挨拶が行われました。10:30と12:30の回の上映後、レオン・レ監督とリエン・ビン・ファットさんが登壇しました。直前まで何度も練習された「日本語でのご挨拶」もまじえ、それぞれの思いを語ってくださいました。2回分の舞台挨拶を編集して一つにしています。
(通訳:チャン・ティ・ミーさん)(まとめ・写真:白石)


レオン監督 「みなさまこんにちは。お会いできて嬉しいです」
リエン 「こんにちは。わたしはファットです。どうぞよろしく」

―80年代のサイゴンを舞台に”カイルオン”をテーマにしたのは?

レオン監督 子供の時からカイルオンの役者になることが夢でしたが、13歳から家族とアメリカで暮らすことになったんです。その時恐らくこの夢は叶わないだろうと思いました。しかし、カイルオンへの愛は私の中に1日も消えることなく、あり続けたんです。そして20年後、カイルオンの役者になることではなく、カイルオンの映画をつくるという夢を持ってベトナムに帰国し、脚本を書き始めました。

―主役のキャスティングの理由は?

レオン監督 リエンさんのボディや美貌も重視しました。魅力的ですから(笑)。しかしそれよりも大事にしたのは彼の表現力です。特に無邪気な雰囲気の目です。
カイルオンの花形役者リン・フンを演じたアイザックについては、プロデューサーから提案された当初は断っていました。韓国のポップスターのようなアイザックは適役ではないと思っていました。しかし、何百人に会ってもふさわしい人がいませんでした。それでもう一度彼と会ってみると、バランスが取れていると感じたんです。カイルオンの役者にもオーディションを受けてもらいましたが、映画の世界にとけ込めないんです。しかし、映画の役者はカイルオンを演じられない。彼はそのバランスが良かったんです。

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ーレオン監督について

リエン レオン監督への思いはA4用紙2枚でも足りません(笑)。最も尊敬しているのは、基準をもうけ、自分の主張を譲らず、最後までやり遂げるところ。周りが経済的な効果の出る方法を提案しても、最後まで自分の基準を維持していました。

―どのように役づくりをしましたか?

リエン 俳優デビュー作であり、たくさん難しいシーンがあったため、私の全ての能力を費やしました。
脚本を何度も読み込み、演じるユンの人物像を分析し、カイルオンについても研究をしました。

―映画に出演した後、変わったことはありましたか?

リエン この映画が上映されて、以前よりずっといろいろな方に知っていただいて、それはとても嬉しいことです。映画やほかの分野からもオファーが来て、新しいチャンスが訪れました。私の中ではこれから俳優業を真剣に考えていこうと思っています。

―日本でも撮影をされたと聞きました。

リエン 東京国際映画祭で観客の方々はもちろんですが、新しいご縁がありました。リム・カーワイ監督が声をかけてくださって、昨年大阪で撮影をしました。そろそろ皆様に観ていただけると思います。映画の内容は、いろいろな国の人が日本にやってきて生活をしていくうちに、さまざまな問題に直面します。外国の異文化の中でいかに解決していくか、というストーリーです。私はベトナムから来た男の役です。どうぞ楽しみにしていてください。

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―監督のこれからのご予定を。日本で撮影の予定などありますか?

レオン監督 私は日本を愛していて、これまで5,6回来ています。残念ながら日本での撮影の機会はまだないのですが、アメリカとベトナムそれぞれで新しい脚本に着手しています。この『ソン・ランの響き』をとても支持していただいて、新しいチャンスもたくさんあります。自分に適切なこと、自分がやりたいことを冷静に考えてから、一つずつやり遂げていきたいと思っています。

―観客のみなさんの撮影タイムです。SNSで拡散してくださいね。

レオン監督 「ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします!」(拍手)
リエン 「友達にもどうぞよろしく!」(拍手)

作品紹介はこちら
★新宿K’s cinemaほか全国順次公開中!
公式 http://www.pan-dora.co.jp/songlang/

映画『静かな雨』公開記念舞台挨拶

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でんでん、仲野太賀、衛藤美彩、中川龍太郎監督、宮下奈都(原作者)

2月8日(土)シネマート新宿にて『静かな雨』の中川龍太郎監督と出演者による上映後の舞台挨拶が行われました。まず、朝早くから観に来てくださったたくさんのお客様にお礼を一言ずつ。MCさんとのQ&Aに移ります。


―今のお気持ちはいかがでしょうか?

中川監督 宮下さんが書かれた美しい原作を初めて読んだのが1年前のことになります。1年経ってこの映画の最初のお客さまに、皆さまになっていただけて非常に嬉しいなと思っています。初めて原作がある作品を作ったので、最初は不安もあったんですけど、この素晴らしい仲間や先輩方に囲まれて作れたので、ここに立てて光栄だなと思っています。

衛藤美彩 映画の初主演というこのオファーをいただいたときには、不安のほうが大きかったんです。まだグループ(乃木坂46)在籍中でしたし、調整して撮影に臨みました。監督がおっしゃったように、素敵なキャストの皆さまとスタッフの方々に支えられました。それから約1年経って、今日皆さんに見ていただけて…ここまでの過程が全部初めて、こんなに嬉しい気持ちになったのも初めてです。とても嬉しい気持ちでいっぱいです。

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仲野太賀 観てくださった衛藤さんのファンの方にお叱りを受けないかなとちょっと怖気付いています。w
衛藤さんとご一緒するのは初めてですけれど、中川監督と2度目です。素晴らしいキャストの皆さまとスタッフの方と作り上げた、濃密な時間が刻まれた映画になっています。どういう風に皆さんの元に届いて、どういう風にこの映画が広がっていくのかなって興味もあって楽しみです。なんかこう、大丈夫でしたか?(笑)本当に嬉しくて、感謝の気持ちでいっぱいです。

でんでん 僕はこの映画をテレビ(DVD)でしか観ていないんです。寝転びながら見ていたんです。無言のシーンがものすごく多いんですよね。耳が遠くなったんじゃないかと(笑)思うくらいでした。太賀くんと衛藤さんのキメの細かい芝居が、同じ役者から見ても素晴らしいなと思って見ていました。新藤兼人監督の『裸の島』を彷彿させるようなシーンもありましたね。とっても静かな、淡々と流れる映画の中で、細かい感情の起伏なんだけど、太賀くんと衛藤さんが上手に演じているのを見て、共演者としてもちょっと痺れた映画でもありました。監督には「どうも呼んでいただいてありがとうございました」(笑)

―ほぼ1年前の撮影だそうですが、振り返ってみて現場の雰囲気やエピソードを。

中川監督 自分としてはこのお話は一種のおとぎ話だと思うと同時に、メインのキャストに関しては年齢の近い人間でこの物語を作りたいなと思っていました。将来、先行きが見えない中で、走り出したくても走れない行助と、未来に進みたくても過去に戻ってしまう、ここでしか生きられないこよみの寓話というかおとぎ話を作ろうと取り組みました。なかなかどこをとっかかりにしえいいか苦しんだのが、本当のところでありました。
そういう意味では、現場で自分と太賀がぶつかるというか、気まずくなることが結構あったんですけど(笑)、衛藤さんがめちゃくちゃ空気が読める人で、読んでくれたんじゃないかな。(笑)
衛藤さんがいなかったらもうちょっと現場の空気が暗かったかもしれないです。

仲野太賀 めちゃくちゃ喧嘩してるみたいじゃん。(衛藤:喧嘩のシーンは見てない。でんでん:カメラオフではあったかもしれんけど)

衛藤美彩 私今日でんでんさんと「初めまして」なんです。

でんでん (一緒のシーンがなくて)現場では全然会ってないもんね。

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衛藤美彩 そうですね。映画と全然違うねって言われました。
私は太賀さんとのシーンが多くて、年齢も同い年で、ねっ?(笑)想像していたよりも気さくで、カメラが回っていないときでもたくさん話しかけてくださったりして、私も緊張がほぐれて楽しく撮影できたかなと感謝しています。

太賀 僕も感謝しています。確かに、中川監督とは同世代でもありますし、意見交換で激しめのディスカッションがあったかも、しれないんですけど(笑)、衛藤さんが現場を明るくするパワーを持っていて、衛藤さんが現場に来るだけでみんなが明るくなるという。本当に助けられましたね。ありがとうございます。(二人してお辞儀)

中川監督 衛藤さん、本当にいい人。現場にご飯を作って来てくれたりね。無限ピーマンとか作って来てくれましたね。

仲野太賀 衛藤さんに支えられましたね。

衛藤美彩 ありがとうございます。

でんでん そんな衛藤さんと一度もからめなくて、ちょっと残念なんですけど。(笑)
僕と太賀くんはここ2,3年よく仕事しているよね。(太賀:そうですね)CMでも一緒だったし。なんとなくいい感じだと俺は思っているんだけど。(笑)

太賀 僕も思ってます。(笑)

でんでん で、なんとなくほんわか~な感じで二人お芝居していたと思うんだけど。そういえば中川監督てんぱってたね。(笑)今思い出した。

中川監督 でんでんさんに相談しましたよね。緊張しないように、アドバイスいただいたりしました。

でんでん あ、そう?(笑)アドバイスするの逆じゃないの?楽しかったよね。俺はね。2,3日のお仕事だから。見てわかるように。ほんと、赤いマフラーが似合うなと思ったね。恥ずかしかったんだけど、あれ。

―はい、みなさま、素敵なエピソードたくさんありがとうございます。

仲野太賀 バッサリ行きますね。(笑)

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―次の質問させていただいてよろしいでしょうか?
仲野さんに伺います。今回クランクインの前に取り組んだことなどあったでしょうか?


仲野太賀 僕に限らず、だったと思うんですけど、クランクインの何ヶ月か前からワークショップみたいなのをしましたね。衛藤さんと。

衛藤美彩 はい、しましたね。2,3か月前。

中川監督 月に1回か2回ずつやりました。

仲野太賀 現場に入ってしまう前に衛藤さんとの関係性とか、一緒にいて居心地がいい、お互い気を使わないような空間を作ることで、衛藤さんとワークショップをしたり。あと監督やスタッフのみなさんと今ある脚本をいかに前進させるかとか、よりいいものにするためのディスカッションにすごい時間をかけた気がします。

―ありがとうございます。では、衛藤さんに伺います。こよみは鯛焼き屋という設定ですが、あの屋台はセットだと伺いました。そこでぜひ鯛焼きエピソードを教えてください。

衛藤美彩 鯛焼きエピソード?鯛焼きを一人でパチンコ屋さんの横で焼いてる女の子っていないんです…

中川監督 どんなに取材しても出てこなかったですね(笑)。

衛藤美彩 1丁焼きっていうのがあるのも知らなくって。なので、今回監修していただいたお店に行って、1週間くらい行って仕事が終わってから実際に教えていただきました。監督も何回か来てくださって。ほんとうにずっとそこで働いている人に見えるようにたくさん教えていただきました。たくさん失敗したりもしたんですけど、最後はきれいに焼けるようになって、それを現場のセットで美術さんが同じように作ってくれたので、とても焼きやすかったです。
映画の中で食べているものは、私が実際に焼かせていただいたものもあって、それを太賀さんがすっごく美味しそうに食べくれて(笑)。何個?たくさん食べましたよね?

仲野太賀 たっくさん食べました。

衛藤美彩 たくさん食べるんだけど、いつ食べても初めて食べたときの美味しい顔をしてくれて。

仲野太賀 ほんと美味しかったんです。

衛藤美彩 良かったです。その姿に励まされたというか、本当に作っているかたはこういう気持ちになるんだなって体験させてもらいましたね。

―心がほっこりするエピソードをありがとうございます。スペシャルゲストがお見えになっていますのでお呼びしましょう。本作『静かな雨』の原作者、宮下奈都さんです。(拍手)公開日であります昨日2月7日は仲野太賀さんの誕生日(27才)でした!

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宮下奈都 お誕生日おめでとうございます。(花束を贈呈)

仲野太賀 ありがとうございます。なんだか受賞したみたい(笑)。

中川監督 どうでしたか?作品を観ていただいて。

宮下奈都 はい。手触りがザラザラだったり、ツヤツヤだったり、本当にいい映画で。「ゆきさん」って呼んだ衛藤さんの声で、ゆきさん(行助)の世界が立ち上がった気がして、ほんとにこよみさんの目と、行助さんの目が同じ色で、すごくよかったと思いました。すごく嬉しかったです。(拍手)

ここからフォトセッション

―ではお別れの挨拶をでんでんさんから

でんでん では「お別れの挨拶」を(笑)。ほんと月並みなんだけれど、口コミでよろしくお願いいたします。こういうことはなかったかと思いますが、朝いちばんの上映で睡眠不足で眠られた方、もう一度見直してください。(笑&拍手)

仲野太賀 みなさん、観に来てくださってありがとうございました。ちょうど一年前に作った映画なんですけれど、中川監督と素敵なキャスト・スタッフのみなさんとご一緒できたのも嬉しくて。宮下先生の原作が素晴らしくて、それを映画化するときにいかに、なんだろな、「顔に泥を塗る」じゃなくて(笑)、塗らないように、丁寧にやっていこうと思いました。映画化するときに、また違う要素、音楽的な要素、ほかの要素も含めて最終的に中川監督の作品になればいいなと思ってやっていました。
僕としては中川監督の新しい作品の一つになったと思いますし、衛藤さんの輝かしい初主演作になっているんじゃないかと思っております。今日はほんとにありがとうございました。これでお別れの挨拶とさせていただきます。(笑&拍手)

衛藤美彩 一年前にお話をいただいて撮影して、今になるまでの過程で、映画っていいなって。個人的にすごく映画界の魅力に自分自身もどっぷりつかってしまいそうなくらい、このお話も大好きですし、この作品をこれからたくさんの方に観ていただけるんだということがすごく嬉しいです。行助とこよみは、この作品の中で毎日を丁寧に生きていて、そういう姿は私自身も原題を生きるにあたって考えさせられます。みなさんの心の中にこの『静かな雨』の優しい物語が少しでも残ったら嬉しいなと思います。何度も観に来てほしいです。今日はありがとうございました。(拍手)

中川監督 宮下さんの素晴らしい小説があった上で作らせてもらったわけですが、いろいろ自分も初めてのことが多くて、一番苦しんだ作品でもありました。そういう中で、今日来てくださっている太賀さん、衛藤さん、でんでんさん、そのほかほんとに素晴らしい人に恵まれてこの作品が、生み出せたのでぜひこの作品が広まってほしい。届くべき人に届いてほしいと思っている次第です。ぜひ周りの方とか、ご自身にとって大切な人に少しでも気に入っていただけたら。
率直な感想を、僕の所属している東京ニューシネマという会社にメールでください。必ず見るようにしています。ご連絡いただけたら嬉しいなと思います。今日はほんとうにありがとうございました!(拍手)

宮下奈都 原作を書いているときには無意識だったんですけど、今回この美しい恋愛映画を観て「恋愛って、その外側で人がどう生きるかっていうことだったんだな」と知りました。ほんとにいい映画になっていて感激しました。ありがとうございました。(拍手)

ほぼ書き起こし。(まとめ・写真 白石映子)
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近代漫画の祖・北沢楽天の映画『漫画誕生』初日舞台挨拶

昨年の東京国際映画祭で上映され紆余曲折の後、念願の劇場公開になりました『漫画誕生』
埼玉大宮が舞台の作品です。大宮生まれ大宮育ち、生粋の大宮人スタッフ(千)が舞台挨拶に駆けつけてまいりました‼︎

◆2019年11月30日14時〜14時20分/渋谷ユーロスペース

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客席もステージも満員御礼の中、司会進行は本作プロデューサー加瀬修一さん。まずは大木監督から、ご挨拶です。

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大木監督 今日はお忙しい中、この映画を選んでくれて本当に有難うございます。ようやく完成して映画館でスクリーンを通して皆さんにお届けすることができて嬉しく思っております。


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イッセー尾形 僕は今、67歳なんですけど、この作品は70歳の時に撮った映画です(会場笑い) 人生とは長いですね、自由に生まれて自由に育って自由に死んでゆければいいんですけど、どうもそうにはならない見本のような映画です。
大木さんの目指した北沢楽天という個人を扱った作品ですが、すごく深いといいますか、普遍的なテーマを扱っているんだなあと。


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篠原ともえ 楽天の妻役をつとめました。イッセーさんのお話を聞いていたら現場を思い出して幸せな気持ちになっています。イッセーさんは現場でも飄々としているんですが、どこかとてもアーティスティックで、アーティストに寄り添って生きる妻という、ある意味、普遍の愛みたいなものを作品の中で私が演じるとゆうのも貴重で嬉しい時間でした。私も絵が大好きでデザインの仕事をしたりしてますが、こうゆう仕事を続けてきたことも この役に生かせたかなと思って一生懸命演じました。ご覧いただいて有難うございました。


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稲荷卓央 検閲官の役を演じました。イッセーさんとがっつりお芝居させていただくなんて夢のような話しで、撮影はものすごく緊張しましたが イッセーさんが、これから一緒に作りましょうと暖かい言葉をかけてくださってラクになり、緊張感がありながら楽しく撮影することができたと思います。本日は有難うございました。


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モロ師岡 私に福沢諭吉役なんて出来るのかなと不安になりましたけども、調べましたら福沢諭吉が倒れた後からの役だという事と、ひとにカレーライスをすすめたりとか、コーヒーをすすめたりとか、倒れたにもかかわらず素振りを何十回もやるという自分を痛めつける割かし俗物だなっていう…今だったらスマホに向かってsiriに向かって「美味しい餃子のお店を教えてください」とか、そうゆうことをやってる様な役なんじゃないかと思うと、私にも出来そうだなって福沢諭吉になれるんじゃないかと思ってやったんですけど(会場笑い) 一生懸命やらせていただきました。この映画は楽天という漫画家の人物映画なだけではなく戦争の時代を背景にした、ある種の反戦映画だったり、ラブストーリーもあったり、泣けるようなシーンもあったり・・・ 涙がとまりませんでした。何回でも観ていただきたいです。


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吉岡睦雄 近藤日出造役をやりました。映画の冒頭で、この三馬鹿トリオがイッセー尾形さんと対決するというシーンがあったんですけども、あまりにも緊張して本番前にタバコを二、三十本吸いまくりまして、本番の頃にはすっかり気分が悪くなっていたという思い出があります(会場笑い) 今日は本当に有難うございます。


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芹澤興人 横山隆一役をやりました。今日は沢山の方々に来ていただいて有難うございます。時間も無いので、これで(会場笑い) また何回も観に来てください、よろしくお願いします。


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中村無何有 杉浦幸雄役をやりました。映画館に映画を観に来てくださって本当に有難うございます。いっぱい居るんで、ここらへんで(会場笑い)


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嶺豪一 岡倉一心役をやりました。公開初日ということで本当に沢山の方々に来ていただいて、また、もっともっと色んなかたに観てもらえるように願っております。今日は有難うございました。


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瓜生真之助 宮武外骨役をやりました。今日は初日で、こんなに沢山のひとに来ていただいて本当にビックリして嬉しいです。ありがとうございます。僕は宮武外骨というジャーナリストの役だったんですけれども橋爪遼くんと「さらば青春の光」さんと共演させていただいて、とても楽しくて貴重な時間でした。今日の感想とか何か感じたことを周りのかたに話していただいて、たくさんのひとに観てもらえれば嬉しいなと思っております。よろしくお願いします、ありがとうございました。


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秋月三佳 まち子役をやりました。橋爪遼さん演じる青年期の楽天さんの手元を見ているだけで心がいっぱいになるくらい凄い幸せな撮影でした。今日は本当に有難うございました。


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福永マリカ 二葉役をやりました。今日はこの場所でご一緒できて嬉しく思っております。本日は有難うございました。


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祁答院雄貴 川端龍子役をやりました。ちなみにお客様の中で大田区にお住まいのかたっていらっしゃいますでしょうか・・・? 大田区に川端龍子記念館という私が演じた川端龍子の記念館がありますので是非とも行ってみていただきたいなと(会場笑い) この映画を通じて、いろいろな事が広がったら良いと本気で思っております。今日は有難うございました。


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江刺家伸雄 坂本繁二郎役をやりました。埼玉の地で撮影させていただいて、桜が綺麗だったりしました。是非、皆様のほうからも感想など述べていただいて告知をしていただけたらと思います。本日はご来場ありがとうございました。


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安藤瑠一 石井鶴三役をやりました。今日はお越しいただき有難うございます。若い頃の楽天の助手をやらせていただきました、ほっこりとしたシーンになっているのではないかと思います。本日は宜しくお願いします。


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木下愛華 初音役をやりました。冒頭のシーンで、おちょことかを出す役をやっていたのですが、みなさんとこの場に立ち会うことが出来て大変晴れ晴れしい気持ちです。ありがとうございました。


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あらい太朗 最後のシーンで氷川参道を斜めに歩く、あやしい男を演じました。漫画家で、さいたま観光大使をしております。埼玉大宮の名士というか、北沢楽天さん、あまりにも知られていないひとで
、ご案内通りの映画のとおりのひとなんですけれども、これを全国、世界に、もう一回知らしめようという事で十何年も前から映画を作りたいって言い出した、言いだしっぺが僕なんで、今日ここに立たせていただいて・・・ 大木監督と出会って、運命の出会いで、本当に今日良かったです、今日がどれだけ凄いことかって言うと、いつもは優しいスタッフが全然笑ってくれないんで凄いということが分かってるつもりです。その十何年前から、楽天役はイッセー尾形さんと勝手に言ってました。それがまさか実現する・・・モロ師岡さんとか、篠原さんが奥さんの役とか、くるくるみらくるです本当に(会場笑い) 嬉しくてしょうがないです。パンフレットも是非お買い上げいただいて、お読みいただければと思います。今日は有難うございました。

このあとフォトセッションが始まりました。大木監督が客席の皆さんもどうぞと、とても優しい言葉掛けがあり、みんなで撮影大会となりました。今まで何度か舞台挨拶の取材に入ったことありますが、こんなに大勢のキャストさん、そして笑いのある舞台挨拶は初体験でした。
最後に大木監督からのメッセージです。



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大木監督 いろいろな事がちょっとあった映画で、今日この舞台にあがるはずだったけれども、あがらなかった、あがることが出来なかったひとも何名か居るんですが、その人たちのぶんまで今日私が背中に背負って立てれば良いなと今日ずっと思ってきたので、こんなに沢山の人に来ていただいて本当に有難うございました、うれしい思いでいっぱいです。このあとも、まだまだ上映は続きます、全国各地に広がっていければいいなと思っております。北沢楽天をちょっとでも知って、日本の漫画とか、なにか仕事をするということに対して真摯に向き合うことの考えるキッカケになればと思って作りましたので、ぜひ今後とも広めていっていただければと思います。
何回も観ると味のある映画かと思っておりますので・・・さいたま市立大宮漫画会館という北沢楽天が、もともと住んでいたおうちを改装して造った日本で初めての漫画ミュージアムがありますので、ぜひ此処も行っていただければと思います。

イッセー尾形 この映画の面白さをもっと言ったほうがイイんじゃないの!?

大木監督 そうですね、博物館の宣伝で終わるところでした(会場笑い) この映画は色んなことを感じていただける作品と思っておりますので、じぶんなりの感想などを書いていただいて広めていっていただければと思います。今日は本当に色んな数ある映画の中から、こちらを選んでいただいて有難うございました。

61B320E3-9E71-4ADC-AC00-1B6FF52B2BE0.jpeg©漫画誕生製作委員会


舞台挨拶の中で登場した関連施設
●さいたま市立(大宮)漫画会館
https://www.city.saitama.jp/004/005/002/003/001/index.html

●大田区立龍子記念館
https://www.ota-bunka.or.jp/facilities/ryushi/tabid/218/Default.aspx

★シネジャ作品紹介
http://cinejour2019ikoufilm.seesaa.net/article/mangatanjo-review.html

★ミッキーの毎日・映画三昧
http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/article/471852565.html

★シネジャ本誌100号あらい太朗さんインタビュー掲載
http://www.cinemajournal.net/bn/100/contents.html


(レポート:山村千絵)

『夕陽のあと』初日舞台挨拶

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11月9日(土)新宿 シネマカリテにて、主演の貫地谷しほりさん、山田真帆さん、越川道夫監督の舞台挨拶がありました。上映後の舞台挨拶のため、内容ネタバレがありますのでご注意ください。ほぼ書き起こしでお届けいたします。

貫地谷 こんなに満員のお客様の前で舞台挨拶ができるのがすごく嬉しいです。今日はよろしくお願いします。

山田 劇場まで来てくださってありがとうございます。ちょうど1年くらい前に長島に行って撮って、こうしてみなさんに観てもらうことができて感無量です。長島の方も喜んでいると思います。

監督 長島はツワブキが咲き終わるくらいの時期でした。東京は今咲いているんですけど、ツワブキを見ると長島で撮影をしていたなぁと思い出します。今日はどうもありがとうございます。

―先日鹿児島での先行上映を迎えまして、いよいよ昨日から全国公開となりました。率直に今のお気持ちをお聞かせいただけますか?

貫地谷 皆様に茜という女性がどう映ったのかなぁというのが、正直ちょっと怖い部分でもあります。

監督 むしろ感想聞きたいですよね。(会場へ)どうでした?

―皆様いかがだったでしょうか?(会場拍手)
貫地谷さんが演じられたこの茜という役は、自分の幼い子どもを置き去りにしてしまったというなかなか辛くて想像し難いような役柄だったと思います。撮影中も精神的にもハードだったとお聞きしております。どのようなお気持ちで、現場で乗り越えていったんでしょうか?


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貫地谷 皆様がどう思われたのかわからないんですが、これから養子縁組をしてすごく幸せそうな家族の新たなスタート、というところに私という女が現れて、ある意味かき乱していきます。普通だったら山田さんの五月のほうに感情移入してしまうんですが…今もうネタバレしていいんですもんね?「一度失敗した人間にはもうチャンスはないのか」というセリフもありましたが、私はやはりそこが大切なことなんじゃないかと思っていて。なので、今回自分の価値観というものは置いておいて、いかに茜という役に寄り添えるか、というのを常に考えていたら毎日すごく辛くて。島の皆さんたちと山田さんたちはコミュニケーションもとられているのを見て、すごく羨ましいなぁと、いつも台本見ながら暗い気持ちでいました(笑)。

―監督は茜という役を演じられる貫地谷さんを、どのようにご覧になっていましたか?

監督 すごく悩んでいましたよね。微妙な感情の度合がいっぱいあって。

貫地谷 こんなに大々的に「産みの親、育ての親」という宣伝があるかもわからず(監督:そりゃそうだ)どこまで私が産みの親だというのを見せていいのか、っていう匙加減がすごい難しかった。

監督 感情の匙加減は微妙なので、それについては「こうじゃないか、ああじゃないか」と二人でやっていました。茜のいないシーンでも、茜の残像がお客様の中に残っていることが大事だと思っていたので…出ているシーンはもちろん大事ですよ。出ていなくても茜の存在がどう残っていくかを考えながら演出していた気がします。

―山田さんの演じられた五月は、島で生まれ育って、これからもずっと島で暮らしていく女性として描かれていました。本当に山田さんがずっと長島町で暮らしていたんじゃないかというくらい溶け込んでいらっしゃいました。

監督 「誰が女優さん?」「どれが女優さんですか?」と聞かれました(笑)。

山田 誉め言葉と受け取っておりましたけど(笑)。

―どんな風に島の皆様とお芝居の形を作られていったのでしょうか?

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山田 台本をいただいたとき、島で生まれ島で育っているということだったので、そこに説得力がないとダメだなと思って。飲み会のシーンや友達のシーンが島の方だったので、やっぱり波長を合わせたいと思いました。お願いして漁師さんの家に泊まらせていただいて、一緒に朝の仕事に行ったり、とにかく島を歩き回っていました。

貫地谷 朝現場に向かうときにたまたま、山田さんが台本持ってぶつぶつ言いながら歩いていく姿を見て、すごく素敵な方だなと思いました。

山田 車で横切ったの気づかなかったです。とにかく島を全部歩こうと思っていて、あるとき、電動三輪車に乗ったおばあちゃんが来まして、「どうも」って会釈したらハグされたんですよ。「あ~~」ってハグしてきて、親戚でも何でもないんですけど。

貫地谷 それはどういうノリなんですか?

山田 わかんないんですけど、びっくりしちゃって。なんか外国に来たみたい(笑)。おばあちゃんがそれから「私はあそこに見える種子島から嫁いできて長島にずっといる」という身の上話を20分くらい聞いて…(笑)

貫地谷 新しい仲間と思ったのかな。

山田 不審者という感じではなくて、私も話しているうちに親戚や家族みたいな気持ちになってすごいな~って。その心があけっぴろげな感じができたらいいなと思いました。

―「産みの親、育ての親」というなかなか答えの出せない問題に、お二人と豊和くんと一緒に挑んでいったかと思います。監督ご自身もお父さんでいらっしゃって、この映画で大切に描きたかったポイントはどこだったでしょうか?

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監督 どっちが本当の親かという映画や芝居は昔からありますが、その問題点の外に出たかった。そんなに簡単に決まるものではない。その問いの外に出ることはできるのだろうか? 子どもの人生は誰のものですかと言われれば、それは子どものものと言うと思うんです。しかし、僕を含めて子どもを所有しちゃう。でも子どもの人生をどういう風に尊重できるか?ということを一番に考えた。それは取材した児童相談所の方から「子どものことは最終的に子どもが決めます。僕らが決めるんじゃない。親が決めるんじゃない。子どもが決めます。そのことをいつも考えながら務めています」とお聞きして、この考え方は間違いじゃないんじゃないか。しかし、子どもを愛ゆえに拘束してしまう。どうしたら外に出られるのか?それぞれの苦しみも喜びもそれぞれにあると思いますけれど。
僕らはいい大人ですから、後からくる子どもたちのためにどういう風な場所や世界を残しておけるかというのがすごく大事な問題だと。それは子どもがいるいないに関わらず、大人の問題だと思っているので、それをどういう風に描けるかとみんなで考えながら、みんなと問いながら作った映画です。

―今本編をご覧になったみなさまも、映画の中のみんなと一緒に考えていただけましたらと思います。

ここでフォトセッション

―最後に貫地谷さんより締めのご挨拶をお願いいたします。

貫地谷 本日は来てくださってほんとにありがとうございます。今この国は失敗した人間がどうやって再起をかけられかということがすごく難しくなっている世の中なんじゃないかなと思います。その解決策は難しいと思うんですが、わからないから怖いということもあると思いますし。その中で、もしかしたら、隣にそういう人がいるかもしれない。そういう思いをみなさんが常にどこかで感じていただければ、この先また違う景色が見えるんじゃないかなと思います。私はこの映画に携わってそう感じました。なので、良かったらお知り合いの方に薦めていただいたり、また来てくださったり、これからも『夕陽のあと』をよろしくお願いします。

作品紹介はこちら
越川道夫監督インタビューはこちら

(まとめ・写真 白石映子)

『無限ファンデーション』初日舞台挨拶

2019年8月24日(土)公開初日を迎え、大崎章監督と出演者のみなさんが新宿K's cinemaで舞台挨拶を行いました。全編即興での撮影のご苦労や醍醐味など、お一人ずつからお話が伺えました。作品紹介はこちら

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登壇者(写真左から):大崎章監督、佐藤蓮(智也)、小野花梨(百合)、西山小雨(小雨)、南沙良(未来)、原菜乃華(ナノカ)、近藤笑菜(笑菜)、日高七海(千明) 
MC:MOOSIC LAB

監督 感無量です。今日のためにこの素敵な俳優部とスタッフと、今日のためだけに頑張ってきました(拍手)。

―もともとは西山小雨さんの「未来へ」という曲をもとに作った映画ですけれども、チラシにもあるように「即興劇」という作り方をしています。出来上がってみていかがですか。

監督 映画は全部大変なんですけど、この映画の大変さはここにいる俳優部全員、スタッフもそうだと思うんですが、ほんとに大変でした。この日が迎えられてほんと嬉しい。即興劇については、時間もないので、一人一人にお任せします。

―ぜひね、貴重な機会ですから。

監督 いろいろあるでしょうからみんなから。

―主演の南沙良さん、最初は脚本があったんですよね。それがなくなって即興になったところから始まりました。いろいろ大変だったと思うんですけど演じられてみていかがでしたか?

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南沙良 最初に「全編即興でやります」と聞いたときにすごい驚いたんですけど、でもなんかわくわくしていました。(おお~と反応があって)えっ?えっ? しませんでした?(会場笑)

監督 わくわくしたってすごいですよね。

―意外と心臓が強い。

南沙良 実際現場に入ってみて、相手からもらうことばがわからずに撮影が進んでいったんですけど、私は楽しかった、です、ね。(拍手)

―すばらしい!

監督 ありがとうございます。

―そして西山小雨さん。アーティストとしての見せ場もありますけれども、即興劇をしながら、曲も作ってと、現場はいかがでしたか?

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西山小雨 演技自体が初めてなので、即興に関しては皆さんのほうが「え!?」って感じはあったと思うんですけど。挿入歌としてウクレレ弾きながら歌っているのは、全部現場で1週間の合宿中に書いて、実際に歌った曲です。だから、みんなの、この組み合わせじゃなかったら、たぶん別の曲になってたと思うので、そこがすごく嬉しいですね。あの、CDになってますんで。(笑)

―速い。(笑)

西山小雨 はい。今日サインお書きします。だれか好きでしょ?みなさん。

―じゃあちょっとずつ(マイクを)回しましょう。

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小野花梨 回しますか?ちょっとずつ回すということで、早口で行きます。即興劇、もちろん経験もなければ知識もない、と不安でいっぱいだったんですが、もうやるっきゃない!ということで。みんないろんな趣向を持っていて「ちゃんと役同士の関係をつめて準備をしたうえでその場で即興」がいいのか、「そういうの何もなしで自分として立って即興」したほうがいいのか。やる前からいろんな案が浮かんでいました。そこから話し合いをしていく中で、最終的にああいう形になりました。
現場に行く前にいろいろ考えたけれど、みんなでやるしかないから頑張ろう!ちゃんとやろう!ってできた作品ですので、とっても思い入れのある大切な宝物のような作品になっています。回します。(拍手)

―リアクションする側も、発言する側も大変だったと思うんです。

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原菜乃華 ひっかきまわす役だったので、ほんとに大変でした、もう。やったこともなくて。でもみんなと共通設定を話し合ったりとか、あのシーンどうしよう、次のシーンどうする?みたいな話し合いもして、ほんとにみなさんの助けがあってできた作品だと思います。(拍手)

―近藤さん、まさに部長役というか、現場では部長的にならざるをえなかった?(笑)

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近藤笑菜 部長とよく言われました。監督の部長ではないんですけど(笑)。私実際高校時代演劇部に入っていました。リハーサルが2,3回あったんですけど、その時に監督から無茶ぶりで「ちょっと演劇部のアップをやってみてよ」って言われたりして、ほんとにその場その場でやってくという感じでした。
リハーサルで初めて未来と小雨ちゃんのシーンを見たんです。脚本はないので「こういう感じでやってみよう」というもので、未来と小雨ちゃんが話す、小雨ちゃんがちょっと歌う、というところを見て心が震えて「これはすごいものになる!」「どうなるかわからないけど」(笑)と思って。わからないけどすごいものになるって。(笑)

監督 まさに。

近藤笑菜 完成してこうして観ていただけて、感無量ですね。(拍手)

―重要なところでいろいろと場をつないでくださった。

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日高七海 今日これ回ってくると思わなかった。

監督 すいません。

日高七海 みんなで合宿したんですけど、撮影してないときはかき氷に行ったり、菜乃華ちゃんと朱那ちゃんに「寝起きドッキリ」させられたり、楽しい現場でした。あと私、花梨ちゃんが個人的に好きだったので、ファンだったので…

―今、告白ですか?(笑)

日高七海 嬉しかったです。

小野花梨 もっと早く言ってくれれば。(場内沸く)

日高七海 恥ずかしいじゃん。(笑)

「大好きです」「私も大好きです」「愛してます」と二人やりとり。

―謎の交流が。(笑)そして佐藤君。女の子ばかりの現場で非常に大変だった?肩身のせまいポジションだったと思うんですけど。

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佐藤蓮 はい。撮影中寝泊まりするところが、監督やスタッフのみなさんと一緒だったんです。

―男部屋?

佐藤蓮 そのとき事件がおきまして、みんな夜寝れない、と。何でだ?大崎監督のいびきがすごい。(笑)

―じゃあその疲れも画面に写っている?寝不足感もね。(笑)

佐藤蓮 途中で監督が気を使ってくれて、一階のソファで寝て…

監督 床!(笑)

―監督もたいへんな思いをしながら。

佐藤蓮 ほんとに申し訳なかった。はい。男子1人でしかも全部即興でってことで、これできるかな?と心配だったんですけど、やっていくうちに何か自分の居場所、ポジションを見つけて雰囲気を出せたのかな、と思いました。

監督 喋らない(ポジション?)。(笑)

―そこ共感ポイントですね。ではお時間ですので、最後に南さん、西山さん、監督からご挨拶を。

南沙良 あれ?もう皆さん観たんでしたか?

―大丈夫です。(笑)上映後で、みなさんいい顔されていますよ。

南沙良 えっと、(会場へ)どうでした?

会場から「面白かった~!」(拍手)

南沙良 よかった!ほんとに自由な映画なので、みなさんがどう受け取ってくださるのか不安だったんですけど…うーん、面白いならいいや。(笑)

―即興って知らないで観た人もいるかもしれないですし…いますか?(ちらほらと手が挙がる)

南沙良 即興独特の間とか、セリフが決まってないので、自分の中から出てくるセリフがちゃんとあって、そこが楽しかったです。みなさんにちゃんと伝わっていればいいなと思います。(拍手)

西山小雨 大崎監督に「未来へ」という曲のMVをお願いしなかったら始まらなかったお話で、先日ようやくMV公開ができました。沙良ちゃんに出てもらって素晴らしいものになりました。1曲がここまでの拡がりを見せるという想像もしなかったことが起きてて、これから全国を回るのが楽しみです。毎年夏になるとちょっと思い出す、みたいな映画になったら嬉しいので、ぜひ期間中またお楽しみに来てください。ありがとうございます。(拍手)

―ミュージックビデオが映画を経て出来上がったんですね。そちらもよろしく。では大崎監督。

監督 本日はありがとうございました。今言いましたミュージックビデオなんですが、実は明日からトークのない日にここで上映します(拍手)。トークのない日はビデオを見てから映画を観られるということで。
それとですね。あのう映画がヒットするのはですね、マスコミではなく口コミですので…

―マスコミの方いらっしゃっているので(会場爆笑)、ちょっと訂正してもらって。

監督 ごめんなさい!マスコミも口コミも同じくらい重要ということで(笑)、もし何か感じましたら、お友達に言うなり、SNSなどでいろいろ言っていただければ、ロングランになる可能性もございます。本日はほんとにありがとうございました!(拍手)

ここからマスコミ向けフォトセッション。観客も最後に撮影でき、感想と一緒に拡散してくださいね、とお願い。

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無限ポーズ


会場に向かう1階エレベーター前に、日高七海さんと近藤笑菜さんがいらっしゃって、満席で入れなかったファンのパンフレットにサインをしていました。優しいなぁ。このお二人の即興予告編がとても面白かったのです。『左様なら』でのお二人も良かったのに、せっかく同じエレベーターで上がったのに、言い忘れてしまいました。あ~。
写真ボケ気味でごめんなさい。(取材・まとめ・写真 白石映子)