『無限ファンデーション』初日舞台挨拶

2019年8月24日(土)公開初日を迎え、大崎章監督と出演者のみなさんが新宿K's cinemaで舞台挨拶を行いました。全編即興での撮影のご苦労や醍醐味など、お一人ずつからお話が伺えました。作品紹介はこちら

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登壇者(写真左から):大崎章監督、佐藤蓮(智也)、小野花梨(百合)、西山小雨(小雨)、南沙良(未来)、原菜乃華(ナノカ)、近藤笑菜(笑菜)、日高七海(千明) 
MC:MOOSIC LAB

監督 感無量です。今日のためにこの素敵な俳優部とスタッフと、今日のためだけに頑張ってきました(拍手)。

―もともとは西山小雨さんの「未来へ」という曲をもとに作った映画ですけれども、チラシにもあるように「即興劇」という作り方をしています。出来上がってみていかがですか。

監督 映画は全部大変なんですけど、この映画の大変さはここにいる俳優部全員、スタッフもそうだと思うんですが、ほんとに大変でした。この日が迎えられてほんと嬉しい。即興劇については、時間もないので、一人一人にお任せします。

―ぜひね、貴重な機会ですから。

監督 いろいろあるでしょうからみんなから。

―主演の南沙良さん、最初は脚本があったんですよね。それがなくなって即興になったところから始まりました。いろいろ大変だったと思うんですけど演じられてみていかがでしたか?

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南沙良 最初に「全編即興でやります」と聞いたときにすごい驚いたんですけど、でもなんかわくわくしていました。(おお~と反応があって)えっ?えっ? しませんでした?(会場笑)

監督 わくわくしたってすごいですよね。

―意外と心臓が強い。

南沙良 実際現場に入ってみて、相手からもらうことばがわからずに撮影が進んでいったんですけど、私は楽しかった、です、ね。(拍手)

―すばらしい!

監督 ありがとうございます。

―そして西山小雨さん。アーティストとしての見せ場もありますけれども、即興劇をしながら、曲も作ってと、現場はいかがでしたか?

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西山小雨 演技自体が初めてなので、即興に関しては皆さんのほうが「え!?」って感じはあったと思うんですけど。挿入歌としてウクレレ弾きながら歌っているのは、全部現場で1週間の合宿中に書いて、実際に歌った曲です。だから、みんなの、この組み合わせじゃなかったら、たぶん別の曲になってたと思うので、そこがすごく嬉しいですね。あの、CDになってますんで。(笑)

―速い。(笑)

西山小雨 はい。今日サインお書きします。だれか好きでしょ?みなさん。

―じゃあちょっとずつ(マイクを)回しましょう。

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小野花梨 回しますか?ちょっとずつ回すということで、早口で行きます。即興劇、もちろん経験もなければ知識もない、と不安でいっぱいだったんですが、もうやるっきゃない!ということで。みんないろんな趣向を持っていて「ちゃんと役同士の関係をつめて準備をしたうえでその場で即興」がいいのか、「そういうの何もなしで自分として立って即興」したほうがいいのか。やる前からいろんな案が浮かんでいました。そこから話し合いをしていく中で、最終的にああいう形になりました。
現場に行く前にいろいろ考えたけれど、みんなでやるしかないから頑張ろう!ちゃんとやろう!ってできた作品ですので、とっても思い入れのある大切な宝物のような作品になっています。回します。(拍手)

―リアクションする側も、発言する側も大変だったと思うんです。

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原菜乃華 ひっかきまわす役だったので、ほんとに大変でした、もう。やったこともなくて。でもみんなと共通設定を話し合ったりとか、あのシーンどうしよう、次のシーンどうする?みたいな話し合いもして、ほんとにみなさんの助けがあってできた作品だと思います。(拍手)

―近藤さん、まさに部長役というか、現場では部長的にならざるをえなかった?(笑)

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近藤笑菜 部長とよく言われました。監督の部長ではないんですけど(笑)。私実際高校時代演劇部に入っていました。リハーサルが2,3回あったんですけど、その時に監督から無茶ぶりで「ちょっと演劇部のアップをやってみてよ」って言われたりして、ほんとにその場その場でやってくという感じでした。
リハーサルで初めて未来と小雨ちゃんのシーンを見たんです。脚本はないので「こういう感じでやってみよう」というもので、未来と小雨ちゃんが話す、小雨ちゃんがちょっと歌う、というところを見て心が震えて「これはすごいものになる!」「どうなるかわからないけど」(笑)と思って。わからないけどすごいものになるって。(笑)

監督 まさに。

近藤笑菜 完成してこうして観ていただけて、感無量ですね。(拍手)

―重要なところでいろいろと場をつないでくださった。

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日高七海 今日これ回ってくると思わなかった。

監督 すいません。

日高七海 みんなで合宿したんですけど、撮影してないときはかき氷に行ったり、菜乃華ちゃんと朱那ちゃんに「寝起きドッキリ」させられたり、楽しい現場でした。あと私、花梨ちゃんが個人的に好きだったので、ファンだったので…

―今、告白ですか?(笑)

日高七海 嬉しかったです。

小野花梨 もっと早く言ってくれれば。(場内沸く)

日高七海 恥ずかしいじゃん。(笑)

「大好きです」「私も大好きです」「愛してます」と二人やりとり。

―謎の交流が。(笑)そして佐藤君。女の子ばかりの現場で非常に大変だった?肩身のせまいポジションだったと思うんですけど。

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佐藤蓮 はい。撮影中寝泊まりするところが、監督やスタッフのみなさんと一緒だったんです。

―男部屋?

佐藤蓮 そのとき事件がおきまして、みんな夜寝れない、と。何でだ?大崎監督のいびきがすごい。(笑)

―じゃあその疲れも画面に写っている?寝不足感もね。(笑)

佐藤蓮 途中で監督が気を使ってくれて、一階のソファで寝て…

監督 床!(笑)

―監督もたいへんな思いをしながら。

佐藤蓮 ほんとに申し訳なかった。はい。男子1人でしかも全部即興でってことで、これできるかな?と心配だったんですけど、やっていくうちに何か自分の居場所、ポジションを見つけて雰囲気を出せたのかな、と思いました。

監督 喋らない(ポジション?)。(笑)

―そこ共感ポイントですね。ではお時間ですので、最後に南さん、西山さん、監督からご挨拶を。

南沙良 あれ?もう皆さん観たんでしたか?

―大丈夫です。(笑)上映後で、みなさんいい顔されていますよ。

南沙良 えっと、(会場へ)どうでした?

会場から「面白かった~!」(拍手)

南沙良 よかった!ほんとに自由な映画なので、みなさんがどう受け取ってくださるのか不安だったんですけど…うーん、面白いならいいや。(笑)

―即興って知らないで観た人もいるかもしれないですし…いますか?(ちらほらと手が挙がる)

南沙良 即興独特の間とか、セリフが決まってないので、自分の中から出てくるセリフがちゃんとあって、そこが楽しかったです。みなさんにちゃんと伝わっていればいいなと思います。(拍手)

西山小雨 大崎監督に「未来へ」という曲のMVをお願いしなかったら始まらなかったお話で、先日ようやくMV公開ができました。沙良ちゃんに出てもらって素晴らしいものになりました。1曲がここまでの拡がりを見せるという想像もしなかったことが起きてて、これから全国を回るのが楽しみです。毎年夏になるとちょっと思い出す、みたいな映画になったら嬉しいので、ぜひ期間中またお楽しみに来てください。ありがとうございます。(拍手)

―ミュージックビデオが映画を経て出来上がったんですね。そちらもよろしく。では大崎監督。

監督 本日はありがとうございました。今言いましたミュージックビデオなんですが、実は明日からトークのない日にここで上映します(拍手)。トークのない日はビデオを見てから映画を観られるということで。
それとですね。あのう映画がヒットするのはですね、マスコミではなく口コミですので…

―マスコミの方いらっしゃっているので(会場爆笑)、ちょっと訂正してもらって。

監督 ごめんなさい!マスコミも口コミも同じくらい重要ということで(笑)、もし何か感じましたら、お友達に言うなり、SNSなどでいろいろ言っていただければ、ロングランになる可能性もございます。本日はほんとにありがとうございました!(拍手)

ここからマスコミ向けフォトセッション。観客も最後に撮影でき、感想と一緒に拡散してくださいね、とお願い。

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無限ポーズ


会場に向かう1階エレベーター前に、日高七海さんと近藤笑菜さんがいらっしゃって、満席で入れなかったファンのパンフレットにサインをしていました。優しいなぁ。このお二人の即興予告編がとても面白かったのです。『左様なら』でのお二人も良かったのに、せっかく同じエレベーターで上がったのに、言い忘れてしまいました。あ~。
写真ボケ気味でごめんなさい。(取材・まとめ・写真 白石映子)

オダギリジョー長編初監督作品『ある船頭の話』完成披露舞台挨拶

クリスが切り取った美しい日本。ぜひ劇場で味わってほしい!
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左から村上虹郎、柄本明、川島鈴遥、オダギリジョー監督

オダギリジョーが、10年前に書きとめた物語をもとに脚本を書き、これまでの俳優人生の中で培った交友をもとに、豪華なキャストとスタッフを結集。
時代が大きく移ろう中で、「ほんとうに人間らしい生き方とは何か」を問う映画を放ちました。
完成披露試写会が行われ、上映前に出演者と共に登壇。監督オダギリジョーとして、映画への思いを語りました。

2019年8月21日、東京・スペースFS汐留
登壇者:柄本明、川島鈴遥、村上虹郎、オダギリジョー監督
司会:奥浜レイラ

『ある船頭の話』

脚本·監督:オダギリ ジョー
撮影監督:クリストファー·ドイル
衣装デザイン:ワダエミ
音楽:ティグラン・ハマシアン.
出演:柄本明、川島鈴遥、村上虹郎/伊原剛志、浅野忠信、村上淳、蒼井優/笹野高史、草笛光子/細野晴臣、永瀬正敏、橋爪功
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*物語*
のどかな山奥の村。河原の小屋に暮らす渡し舟を営む船頭トイチ。
明治から大正へと時代が移ろい、川の少し上流には橋が出来つつある。これまで町に出るのに渡し舟が頼りだった村の人たちは、完成を楽しみにしている。
そんなある日、川を流されてきた少女が舟にぶつかる。トイチは少女を助け、小屋で一緒に暮らし始める。過去を何も語らない少女だが、孤独だったトイチは癒される。一方で、トイチの人生は大きく狂い始める・・・

2019年/137分/PG12/日本
配給:キノフィルムズ
公式サイト:http://aru-sendou.jp/
(C)2019「ある船頭の話」製作委員会
★2019年9月13日(金)より新宿武蔵野館ほか全国公開


◎舞台挨拶

MCの呼び込みで、4人が拍手に迎えられて登壇

MC:ひとこと挨拶を! まずは主演を務められました柄本さんからお願いします。
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柄本明:たくさんのお客様、ありがとうございます。『ある船頭の話』、オダギリジョー監督作品です。内容を言ってもしょうがいないので、ご覧になってお家に帰られて、家族、親戚、知人の方に宣伝いただければと思います。どうぞよろしくお願いします。

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川島鈴遥:はじめまして。今日はご来場いただきまして、ほんとうにありがとうございます。ちょうど一年前の今頃撮影していたのですが、撮影に入る前は演じることに精一杯だったので、皆さんの前でご挨拶させていただくことを全く想像していませんでした。今、とても不思議な気持ちでいっぱいです。こうして、素敵な先輩方と一緒に登壇して挨拶できていることが、とても幸せです。今日は楽しんでいってください。

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村上虹郎:はじめまして、で、いいんでしょうか?
今日はお集まりいただきましてありがとうございます。源三役をやりました。

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オダギリジョー監督:皆さん、どうもありがとうございます。普段は俳優として舞台挨拶に立つことが多いので、今日は監督としてこういう場に立っているので、いつもより何倍も緊張しています。今日は初めて関係者以外の方に観ていただくので、どういう反応があるのか心配でもあります。期待と不安がありますが、今さら直すこともできないので、どんな感想を持たれたとしても、それはそれとして、いい部分だけを周りの方に伝えていただけたらと思います。

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MC:この後ろの幕にもありますが、映画のポスタービジュアルにあわせて、皆さん、赤と黒の衣装ですね。

柄本:偶然ですか? (と、とぼけた反応に皆で笑って顔を見合わせる)
村上も、「偶然ですか?」と呼応する。 苦笑するオダギリ監督。みごとな赤と黒の衣装!


◆舟を漕ぐのは上手くなったが過酷な現場

MC:上映前ですので、皆さんの楽しみをそがないように気をつけながら作品の内容に触れていきたいと思います。
柄本さんは、村と町を繋ぐ渡しを生業としている男性ですが、夏と冬、厳しい中で身を置く主人公として生きるのも過酷だったと思います。現場ではどのように進められていったのでしょうか?

柄本:過酷なのは映画を観ていただければわかると思いますが、撮影は、ちょうど去年の今頃、7月・8月の40日、1月に10日間ほど冬の撮影。夏の撮影がとにかく過酷でしたね。

MC:映像のロケーションとしては最高の場所でしたね?

柄本:監督の思い通りの場所だと思うのですが、岩場で河原で、朝から晩まで舟を漕いで、大変でしたね。

MC:流れもあって大変だったのでは?

柄本:舟を漕ぐのは上手くなったのですが、川の流れが早くて、ロープをつけて牽引してもらわないと進めなかったですね。
毎日毎日なんでこんなに疲れるのかと思って、あらためて台本を読んだら、ほとんど全シーン出てるんですね。それで疲れたのかと。とにかく暑いし、逃げ場所がないし、テントを張ってそこにいましたけど、大変な撮影でした。

◆柄本の背中に滲み出る悲しみ
MC:川島さんは100名以上の中からオーディションで選ばれたとのことですが、オダギリ組の撮影はいかがでしたか?

川島:
今回、テストというテストをしなくて、ほとんど一発本番。私にとって初めての経験で、違和感はなくて、テストで起こる慣れというものがなくて、いつもいい緊張感で撮影に臨めたなと思いました。

MC:柄本さんとの共演はいかがでしたか?
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川島:柄本さんは後姿が印象的でした。あるシーンで背中を見つめていたのですが、寂しさや悲しさが感じられて、あらためてすごい方だなと思いました。

柄本:ありがとうございます! (と、深々とお辞儀)

◆虹郎はムードメーカー
MC:村上さんとは一番年が近いですね。

川島:そうですね。私が控えめなので、話しかけてくれるのですけど、なかなかうまく返事ができなくて・・・

村上:俺の話はつまんない?

川島:そういうわけじゃなくて・・・ 虹郎さんがいる現場は、いつもより明るいような気がしました。現場のムードメーカー的な方です。

村上:誕生日が一緒なんです。最初に会った時にそう話しました。豊臣秀吉も一緒なんです。モナリザが盗まれた日。もういいですね。
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MC:村上さんは船頭の友人の役。柄本さんと3度目の共演だそうですね。現場ではいろいろお話されましたか?

村上:今回一番一緒の場面が多かったのですが、控え室では柄本さんといろいろ話しましたけど、現場では過酷すぎて、あんまり何かを喋った記憶がないですね。

柄本:しゃべらないですよ。あんなに暑いんだもん。ほんとに暑いんだもん。

MC:牛を川の中を引っ張る場面がありましたね。

オダギリ:あれはあれで楽しかったですね。

MC:柄本さんにとって、村上さんはやはり孫のようだと思われましたか?

柄本:この映画に出ている村上淳さんがお父さんで、昔、テレビで村上淳のオヤジ役をやったことがあるんですよ。今回の映画、友達のような役。普段からタメ口なんですよ。

村上:そんなことないですよ!

◆豪華なキャストにスタッフは、事務所を通して
MC:オダギリ監督、今回、すごいキャストの方々。映画ファンも胸の高鳴る方たち。どういう風にお声をかけてキャスティングされたのですか?

オダギリ:
いや~ ちゃんと事務所を通したと思います。(会場:笑)
僕自身、俳優をやってるから、同業者の中にも好きな方、嫌いな方がいるのですけど、好きな方に声をかけましたね。

MC:スタッフの方も、撮影監督 クリストファー·ドイルさん、衣装デザイン ワダエミさん、音楽 ティグラン・ハマシアンさんと、海外の方もスタッフとして参加されていますが、どういった経緯で?

オダギリ:事務所を通して・・・(笑) いろいろな経緯があったので、パンフレットを買っていただければ・・・

◆日本の美しさを切り取るクリスの画作り

MC:大事なのはクリストファーさんの存在?

オダギリ:
クリストファーさん!(笑) 素晴らしい撮影監督だとは思っていたのですが、クリスは風景の切り取り方が独特で、僕らが気付かないような日本の美しさをしっかりカメラに収めてくれました。画だけみると、日本映画らしからぬ、日本なのに日本じゃないようなのがクリスの画なのかなと。

MC:以前にクリスさんの映画に出て、撮り方に刺激を受けられたとか・・・

オダギリ:
あ~(『宵闇真珠』を思い出した様子)  川島さんが言っていたテストをしないのは、クリスがそういうタイプなんです。余計なことをしないで、どんどんカメラを回したがる。本人が待てない。そのスタイルがそのまま来てるんですね。テストを重ねると慣れてしまうからテストしない。カメラの動きが合わなければもう一度やればいいだけの話だから、いいっかと。

MC:ワダエミさんの衣装が国や年代を特定しないものでしたね。

オダギリ:
ワダエミさんは大変な方。日本の宝のような方。家にある貴重な生地をこの作品のために使ってくださいました。お金にならない仕事を一生懸命やってくださって感謝しています。
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MC:印象に残る赤い衣装でしたが、着心地はいかがでしたか?

オダギリ:
着心地・・・(笑)

川島:夏冬(見た目は)同じなのですが、夏のままだと冬は寒いからと工夫してくださいました。

◆ヴェネチア正式出品! 作家性を重視する部門に選ばれたことが嬉しい
MC:第76回ヴェネチア国際映画祭のヴェニス・デイズ部門に正式出品が決定しましたね。お気持ちをお聞かせください。

オダギリ:身が引き締まりますね。自分も俳優として何度か参加させていただいた映画祭でもありますし、イタリアの監督協会が選んでくれている部門で、それがまず嬉しいですね。商業性やエンターテインメント性ではなくて、作家性を重視する部門なので。日本では俳優オダギリジョーというフィルターがとかくつけられるじゃないですか。それがない形で評価してもらえたことが本当に嬉しいですへ

柄本:大変に光栄なことと思っております。
2度目のヴェネチア参加なのですけれど、オダギリジョー監督の作品ということで、日本人の何かがあちらの方にどういう風に伝わるのかが大変楽しみです。

MC:テーマが海外の方にも同じように感じてもらえるものかなと思いました。

★フォトセッション

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最後の10秒は、一般のお客様にも撮影許可が出ました。

◆劇場でないと良さが伝わらない!
MC:観客の皆さんに向けて、最後にひとことずつお願いします。

村上:僕も大好きな俳優の方たちがいっぱい出ていますし、柄本先生がこんなにも長く出演している映画、どうぞ楽しんでください。

川島:素晴らしいキャストとスタッフ。この作品に関わった人たちの思いが皆さんに伝わればいいなと思います。

柄本:今の映画からは逆行したような作品だと思います。でも普遍的な大きな問題の映画だと思います。そしておとぎ話のような作品です。なかなか正直こういう映画はヒットしにくいと思いますので、皆さんのお力を借りて、なんとか宣伝していただければ幸いです。よろしくお願いします。
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オダギリ:柄本さんがおっしゃってくださったのですが、なかなか挑戦的なことをやっていて、今の日本映画を観慣れている方には観づらい映画なのかもしれません。ただ、それに挑戦したかったのが正直なところでした。それを面白がってくださればといいなと。映画にはいろいろなタイプがあるべきだと思うし、今の主流がすべてではないと思うので、どう捉えていただくかは自由ですけど、がんばって観ていただければいいなと。
あともう一つ、この劇場で音のチェックをしていたのですが、画面もこの大きさで観やすいようにに画作りをしていますし、音の配置も細かくやっていますので、これを家でDVDで観てもまったく伝わりかたが違うんです。特に、ど真ん中で観ていただくとよく伝わるんです。劇場で観ないとまったくよさが伝わりません。DVDやタブレットで観ようとかは考えないほうがいいです。以上です!


『ザ・ファブル』公開記念舞台挨拶レポート

Mr.ストイック岡田准一の人柄と身体能力に
共演者はみな「普通じゃない」と称賛


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裏社会で「ファブル」の名で恐れられる天才的な殺し屋が1年間休業し、大阪で一般人として、普通の生活を送る。この普通でないミッションを殺し屋が真面目に挑む様子をコミカルに描いた南勝久の人気コミック「ザ・ファブル」(講談社「ヤングマガジン」連載)が実写化された。6月22日(土)には東京・丸の内で公開記念舞台挨拶を開催。主演の岡田准一をはじめとする豪華キャスト・監督が集結し、クロストークを披露した。

『ザ・ファブル』公開記念舞台挨拶
【日程】6月22日(金) 
【場所】丸の内ピカデリー1
【登壇】岡田准一、木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、安田顕、佐藤浩市、宮川大輔、江口カン監督

ボスのイメージが壊れる? 佐藤浩市の意外な告白

MCの呼び込みと同時に、客席後方の下手扉が開き、岡田准一を先頭にキャストたちが客席通路を通って登壇した。それに続いて下手前方扉より佐藤浩市と監督が舞台に。舞台両脇から金銀色テープの特効が発射された。
ここで司会が佐藤浩市に、なぜ、他のキャストと一緒に下手後方の扉から入ってこなかったのかを尋ねると、「舞台の後ろから登壇するのが流行り始めた頃に、品の良さそうなご婦人が手を差し伸べてきたので、『ありがとうございます』と手を出したら、『あんたじゃない!!』と。それ以来、後ろから登壇するのがトラウマになってしまいまして。すみません、ボスのイメージを壊しているかもしれません」と別行動を取った理由を説明した。岡田はそれに対して「そういうのってありますよねぇ」と同意するコメントを。もしかすると同じような経験があるのかもしれない。続いて、登壇者がひとことずつ挨拶した。

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(撮影:堀木)

「共演者と会うのは初めて!」と宮川大輔

MC:伝説の殺し屋ファブルを演じられました岡田准一さん、お願いします。

岡田:みなさん、お忙しい中、お越しいただきましてありがとうございます。雨の中ですが、スカッとできるエンターテインメントに仕上がっていると思います。(福士蒼汰を応援するグッズを持つファンを見つけて)あっ蒼汰くんが好きですか。僕も好きですよ。そんな素敵な共演者のみなさんとこうやって一堂に集まれて、仕事ができたのがうれしかったです。面白いと思われた方はまた勧めてください。ありがとうございます。

MC:ファブルの相棒、佐藤ヨウコを演じられました木村文乃さん、お願いします。

木村:今日は雨の中、ファブルを選んでいただいて、本当にありがとうございます。2階も上までしっかり見えます。今日は短い時間ですけれど、楽しんでいってください。よろしくお願いします。

MC:素直で優しいアキラのバイト仲間、清水ミサキを演じられました山本美月さん、お願いします。

山本:みなさん、こんにちは。今日はお足元の悪い中、お越しいただきありがとうございます。ミサキを演じさせていただきました山本美月です。みなさんがあの変顔を見たのかと思うとすごく恥ずかしい気持ちでいっぱいです。梅雨のじめじめを吹き飛ばすような素晴らしい作品になっていますので、おもしろかったら、周りに勧めていただけたら、うれしいなと思います。今日はよろしくお願いいたします。

MC:渋谷系ゆとり世代の殺し屋でファブルに憧れ、執拗に狙うフードを演じた福士蒼汰さん、お願いいたします。

福士:フードを演じました福士蒼汰です。本当に素晴らしいキャストの中で、素晴らしい作品ができたなと思っています。たくさんの人に見てもらえたらうれしいです。本日は短い時間ですが、よろしくお願いします。

MC:出所早々暴れまわる、アドレナリン全開、デンジャラスメーカー小島を演じました柳楽優弥さん、お願いいたします。

柳楽:みなさん、本日はありがとうございます。柳楽優弥です。岡田さん主演のアクション映画に参加させていただいて、最高でした。ありがとうございました。

MC:小島と同じ裏社会のメンバーで、小島と敵対するインテリ砂川を演じられました向井理さん、お願いいたします。

向井:砂川役の向井です。本日はお越しいただきまして、ありがとうございます。とても激しい笑いがあり、いろんなアクションもあり、大変な現場ではありましたが、その中でも座長である岡田さんを筆頭に、いろいろ現場を引っ張ってもらい、実は楽しく和気あいあいとした現場でした。とてもいい経験ができたと思っています。短い時間ですが、最後まで楽しんでいってください。ありがとうございます。

MC:休業中のファブルを預かり、砂川、小島らを束ねる、裏社会の会社社長・海老原を演じました安田顕さん、お願いします。

安田:海老原を演じさせていただきました安田顕と申します。撮影は昨年の今ごろ始まりました。本当にじめじめした空気の中、みなさんが汗をかきながら撮影したものが1年経って、またじめじめとした季節の中で公開になりました。内容的にスカッとしていますので、ぜひお友だち、お知り合いに紹介していただいて、この映画を広めていただけたら幸いです。本日はよろしくお願いいたします。

MC:ファブルたちの育ての親、ボスを演じました佐藤浩市さん、お願いいたします。

佐藤:楽しんでいただけましたでしょうか。この映画はみなさんの声が支えてくれると思いますので、よろしくお願いいたします。本当に今日はありがとうございます。

MC:ファブルを唯一、爆笑させることができるお笑いのジャッカル富岡を演じました宮川大輔さん、お願いします。

宮川:ジャッカル富岡をやらせていただきました宮川大輔です。今日はありがとうございます。このみなさんとお会いするのは今日が初めて。何のエピソードも僕は持っていないので、怖くて仕方ないです。ちょっと短い間ですけれど、よろしくお願いいたします。楽しんで帰ってください。

MC:本作のメガホンを取られました、江口カン監督、よろしくお願いいたします。

江口:今日はお越しいただきありがとうございました。みなさんと一緒に作ってきた、この作品がやっとお披露目できて、最高に幸せです。よろしくお願いいたします。

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(撮影:堀木)

関西人なのに標準語の方が仕事しやすい?
明かされる岡田准一の意外な一面


本作ではファブルがプロの普通を目指すのだが、強烈な個性を放つ登場人物達に翻弄される。そこで、 “今だから言える、普通じゃないと思った共演者、もしくは撮影現場のエピソード”を語り合った。

岡田:まず、柳楽君は普通じゃない。今回の役、良かったですよね。
あと、浩市さんは現場で素敵なんですよ。僕のことを准一と呼んでくれる大先輩で、いつも僕のことを気にかけてくださるのか、現場に入ると、「准一、大変そうだな。がんばれよ」と言ってくださり、今日もパーテーションのところで声を掛けていただいて、「准一、人、入っているみたいだな。よかったな」と。すごくカッコいいんですよね。大先輩になってそれができるのって、普通じゃないですよ。

佐藤:その昔、彼がまだ10代のときに親子役でちょこっとだけご一緒して、それから見て、この隔世の感というかね? こうして今、全部を引っ張っていくというのを見るとうれしくなりますね。がんばれよ、准一!

岡田:父上、ありがとうございます。

MC:木村さん何かありますか。

木村:岡田さんは関西弁だと調子でない。

岡田:めっちゃ出ますけれどね。

木村:関西の方なのに、「関西弁しゃべってください」と宣伝のときにいわれると、いつものお茶目さんが出てこなくなってしまうなと私は思っていて。「あれ、関西の方なのに標準語の方がやりやすいんだなぁ」と。

岡田:いやいやいや、それ、絶対に言っちゃあいけないヤツですよ。いやいやいや、関西弁もうまく使っていきたいですよね。

MC:うまく使っていきたいって、その距離感がおかしいですよね?

岡田:いやいやいや、ホンマ。関西弁なのか、微妙なとこ、ありますよね。

岡田准一が「6年後に格闘技の達人を目指す」と宣言!

MC:山本さん、何かエピソードありますか。

山本:柳楽さん。普通じゃないというか、役がすごく激しいのですが、カットがかかった瞬間、めちゃくちゃ優しいんですよ。その切り替えがすごくて、はっとします。カーディガンを脱がせるところがあるのですが、脱がせた後、すごく優しいですよね。

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(撮影:白石)

岡田:すごい、エロいコメントしたね。そこだけテレビに使われたらやばいよ。

山本:ちょっとテレ混じりなところがすごくお優しいなと思って。気を遣ってくださっているというか。

岡田:僕も耳にナイフを突きつけられたときに、舐め回すようにやった後に「大丈夫ですか。大丈夫ですか。当たってないですか」とすごく優しかったですね。

柳楽:よかった。

岡田:(柳楽を見て)押忍!

MC:福士さんは?

福士:やっぱり准一さんですかね。あんなに壁をスムーズに登る人はいないですし、やること、考えること全て普通じゃないことが多い。お酒を飲んでいるときも、あまりテンションが上がらないのです。ずっと武士みたいに日本酒を飲んでいる姿を見ていて、「ほんとに普通じゃないな」と普段から思っていました。

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(撮影:白石)

MC:はしゃがない?

福士:僕は見たことがないですね。

岡田;辛口一献。
(一瞬の間があり)何を言っているんだろう。すみません、大失敗です。

福士:すみません、滑らせてしまって。

岡田:何か言わなきゃと思ったら、大滑りしました。静かに飲むタイプですね。

MC:福士さんから見て、考え方もちょっと普通じゃないと思ったのですね。

福士:僕もジークンドーやカリといった同じ武術をやっていますが、きつすぎて、気持ち的にも難しい。それをずっと続けて師範の免許も取って。そういうところも異常性が出ているのかなと思いますね。並大抵ではできません。

岡田:6年後、達人を目指していますんで。
またちょっと滑りましたね。

MC:柳楽さんは?

柳楽:15m上から飛び降りるところがあったのです。スタントさんを使わずに、准一さんが縛られている僕を助けるシーンで、准一さんがやるので、僕がスタントさんに頼んだらダメじゃないですか。僕もいなきゃいけないなって。准一さんがやらないでくれたら、僕もやらないで済むのに、と。ほんと、怖くって。そこがビビりました。

岡田:僕もできればやってもらいたかった。当たり前のように上げられて。二人で落ちたよね?

柳楽:すごいところまで上げられて、スタッフさんが「准一さん、ごめんなさい」と言って、足場を取って。。。。もう、やりたくないです。

MC:監督から見て、それはスタントの方を入れてもいい感じだったのですか。

江口:いやいやいや、そこは本物をねぇ。

MC:向井さんはどうですか。

向井:ヤスケンさんはベテランで、経験値も豊富ですが、クランクアップの日は朝からずっとそわそわしているのです。クランクアップをいっぱい迎えてきた人でもまだこんなに、子どものようにそわそわするというのは普通じゃないなと思いました。

安田:慣れたことがないですね、こういう現場に。本当にいつも緊張します。毎日毎日精一杯でございます。

MC:そんな安田さんが、これは普通じゃないぞと思ったのは?

安田:普通じゃないって言えば、みんな普通じゃないですし、普通といえば普通なのですが、やっぱり岡田准ちゃんですかね。この映画の宣伝でバラエティーに一緒に出たときに、岡田さんは無の状態になりながら、フラフープができるっていうのですけど、1つもできないのです。ただただ、ボディビルのようにポージングを取りながら、回っているだけ。あれを見たときに普通じゃないなと思いました。
アクションができて、笑いが取れる方ってそうそういないから、まさにファブルって岡田さんじゃないとできないと思うし、ゆくゆくはジャッキーチェンのリメイクとかやってほしいですね。

岡田:誰も拍手が起こらない。(ここで拍手が起きた)

MC:佐藤浩市さんは「普通じゃないな」と思った人はいますか。

佐藤:若い頃の現場なんていうのは普通じゃないし。でも、やっぱりみんな、仕事も普通じゃなくなるのですよね。キャメラの前に立ったりすると、そこで普通じゃなくなっているし。今回みたいに座長がMr.ストイックだと周りの連中が大変迷惑。そういうアクションの絡みがなくてよかった。

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(撮影:堀木)

MC:福士さんから見ても、Mr.ストイックでしたか。

福士:はい。でも僕はそれに燃えるタイプなので、絶対についていこうって。火をくれる感じですかね。僕がしゃべると滑るので、完結した方がいいですよね。終わりです。

MC:監督が見て、これは普通じゃないだろうってありましたか。

江口:みなさん、普通じゃない中でやらせていただいて、僕は逆に浮いていたのですが、山本美月さんの変顔のシーンで、ここまでやってくださいという指示を出すために顔を触ったのですが、小っちゃさが半端なくて、顔の骨格の小ささがすごかったです。

山本:そこですか。そこかぁ。生まれたときからこんな感じなので。

岡田:多分、みなさん、比べるものが分からないと思うんですよ。テレビとかこの距離だと。スーパーに行って、豆腐を買ってください。あのくらいの大きさです。豆腐一丁くらいです。

山本:もう少しいいものにしてほしいですけど

MC:監督でもびっくりしたのですね。
そして、宮川さん。誰とも絡んでいない。しかも撮影がみなさんの撮影が終わった後、なんですよね?

宮川:そうなんですよ。みなさんが終わった後に僕が撮ったので、正直、スタッフさんも監督も終わった感が強い。だら~っとしているんですよ。そんな中でグリーンバックの前でギャグをやらされるわけですよ。で、決めるじゃないですか、そうすると5秒くらいは欲しがるのですが、シーンとしているんですよ。芸人としては、そこは受けてほしい。声が入るかもしれませんが、後から消せばいいじゃないですか。シーンとしている中、俺、ずーっと(ポーズを取って)こうしてるわけですよ。そうしたら、監督がそばに来て、「面白かったですよ」って。嘘つけ!って感じ。笑ってくださいみたいな。ほんと、1人でやっているのは地獄でしたね。これは岡田さんが実際に見るのかなと思っていたら、もう撮影は終わっていたからモチベーションもよくわからなくて。ずっと地獄でしたね。

MC:岡田さん、まったく見ないで爆笑していたってことですね。

岡田:そうです、そうです。モデル映像すらなく。用意、スタート、わっはっはということでしたね。

MC:そう考えるとすごいことですね。何にもないのに想像して爆笑するという。

岡田:振り付けはこうやりますと振り付けだけ教えられて、僕はやっていました。

MC:できあがったのをご覧になっていかがでしたか。

岡田:本当に大輔さんがやってくれてよかった。

宮川:マジで? めっちゃうれしいです。ありがとう!

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(撮影:堀木)

「岡田ファブル」を原作者も絶賛

トークの後は、公開を祝して原作者の南勝久先生よりお祝いのメッセージが到着。司会が代読した。

この度は江口監督を始め、演者のみなさん、関係者のみなさん、お疲れ様でした。無事に公開となり、僕自身も楽しみにしております。この原作は元々実写化を想定して考えたところもあり、一つの目標に達することができたことに深く感謝しております。よくある殺し屋というテーマに挑戦しましたが、この物語は恐らく今までになかった殺し屋エンターテインメントになっていると思います。それではラストまで笑ってハラハラと楽しんでいただけたらと思います。岡田准一ファブルをとくとご覧あれ。
南勝久

“岡田准一ファブル”を絶賛するコメントに、岡田も「原作の先生が喜んでくださっていてすごくうれしい」と笑顔を見せた。
続いて、本作とゆかりのある贈り物として巨大ないちごのショートケーキが壇上に運ばれてきた。劇中でファブルが一番好きな芸人・ジャッカル富岡が、「ショートケーキにいちごを乗っせ~る~♪」から始まるギャグを披露するくだりがあるのだ。
今回はジャッカル富岡役の宮川が特別に用意された特大イチゴをのせながら、最後は決めのフレーズ「何で俺もやね~ん」をキレキレの動きで披露した。さらに、岡田の無茶ぶりで「カレーライスにらっきょを乗っせ~る~♪」ともう1パターンも披露。登壇者や会場が大爆笑となった。

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(写真:オフィシャル提供)

最後に岡田からこれから映画を観るファンにメッセージが贈られた。

今日は本当にありがとうございます。雨の中来ていただきまして。本当に笑って、スカッとできる、誰もがすっきりできる映画になると思っております。ぜひ、また、何度でも見に来ていただいて、アクションの検証とか、どういうことやっているなとか含めまた見に来てください。ありがとうございます。

ここで登壇者はいったん退場。客席をバックでフォトセッションとなった。岡田の「ザ!」の掛け声に会場全体が「ファブル―!」と答える形でコール&レスポンスが行われ、顔の前に親指をかざすジャッカル富岡の“ジャッカル”ポーズをとりながら記念撮影。大盛況のうちに舞台挨拶が終幕した。
(取材:堀木・白石、文:堀木)

『ザ・ファブル』
<STORY>
どんな相手も6秒以内に殺す――。“ファブル(寓話)”と呼ばれる謎の殺し屋(岡田准一)は、裏社会で誰もが「伝説」と恐れる存在だった。しかし、ちょっと仕事をし過ぎた彼に、ボス(佐藤浩市)はある指令を与える。「一年間、一般人として普通に暮らせ。休業中に誰かを殺したら、俺がお前を殺す」
ファブルは、佐藤アキラという偽名を使い、相棒のヨウコ(木村文乃)と共に生まれて初めて一般人として街に溶け込む生活を始める。インコを飼ったり、バイトしたり...。殺しを封じ、《普通》を満喫し始めた矢先、ファブルの命を狙う裏社会の組織や、ファブルに助けを求める者たちが次々に現れ、事態は思わぬ方向へ急発進する!【絶対に殺してはいけない】指令のもと、絶体絶命のピンチを切り抜け平和に暮らせるのか―?!

出演:岡田准一、木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、木村了、井之脇海、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)、宮川大輔、佐藤二朗、光石研 、安田顕 、佐藤浩市
原作:南勝久『ザ・ファブル』(講談社「ヤングマガジン」連載)
監督:江口カン
脚本:渡辺雄介
配給:松竹
©2019「ザ・ファブル」製作委員会  
公式サイト:http://the-fable-movie.jp/